月。
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あなたと私をつなぐ糸は もう切れてしまっていたけれど 私がその糸を手繰り寄せた
見知らぬ番号に気付かずに つい取ってしまったあなたは 私からの着信だと気付いて「しまった!」と思っただろうか
逢わないと決めてから経った 2年という年月は 長かったのだろうか 短かったのだろうか
ずっと 自分で選んだ罪に 自分自身ががんじがらめになっていた それは一生背負っていかなければならないことで それは今までもこれからもきっと変わらない真実で
苦しくて あなたを遠ざけて あなたを思い出さないようにして あなたに逢う資格は私にはないのだと 自分に言い聞かせて来た
それでも自分に素直になってみると あなたに逢いたいという気持ちが在った
何もかも変わってしまっているかも知れない 何もかも遅過ぎる行動になってしまうかも知れない
鎖を断ち切るかどうかは 逢ってみないとわからない ただ あなたが私の気持ちの中心にいつでも居たこと それだけは伝えたい
今はただ 逢えることを願って
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