ベランダと水槽の出来事
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| 2002年08月28日(水) |
CO2添加,乾燥糸ミミズ・・・ |
水温が高いせいもあるかもしれないけれど、どうもうちの水草は育ちが悪い。 綺麗に育てるには二酸化炭素の添加が有効らしいので、ちょっとトライしてみることにした。 本格的にやる人は炭酸ガスのボンベに電磁弁・・・などという仰々しい装置を使うようなのだが、そんな難しそうなことは私には絶対無理だし、お金もかかる。 もっと簡単に、もっと安く、身近なものを使って二酸化炭素を添加する方法がある。 発酵式と呼ばれるものなのだが、ペットボトルの蓋に細工してエアチューブを付けておき、砂糖のゼリーとイースト菌と水を入れて、発酵して出来た二酸化炭素を水槽に引き込むだけという方法。念の為に逆流防止弁を付けておく。 とっても簡単なのだが欠点もある。それは発生する二酸化炭素の量を一定に出来ないこと。
加工しておいたペットボトルに、昨日、あるサイトのレシピに従って砂糖のゼリーを作っておいた。 ちゃんと固まってはいるが、ちょっとゆるい感じ・・・。前から家にあったゼラチンを使ったのだが、賞味期限が切れてたのがまずかったか? そこにレシピに書かれていた量のイースト菌を加え、ペットボトルの8分目位まで水を入れる。 参考にしたサイトには2〜3時間後には二酸化炭素の泡が出始めるということだったのだが・・・30分もしないうちに泡が出始めた! なんだか水槽の水が炭酸水になりそうな勢い・・・いくらなんでもこれは出すぎじゃないだろうか?! しばらくして様子を見に行くと・・・ げっ!一番小さなグーラミィの様子が変。まさか、急に水質が変わったせい?! とりあえず小さなプラケースに隔離してアクアセイフを入れて、餌取り合戦にも常に負けていた感じだったので皮むきブラインエッグを与えてみると、徐々に元気になってきた感じなのでホッとした。 水槽の方も慌てて二酸化炭素の添加を止めてエアレーションをかけたのだが、かなりの量の二酸化炭素が溶け込んだ様で、水草には気泡が付きまくっている。暑い時は発酵も勢いが良いらしいけれど、まさかこれほどとは・・・(^^;) どうにかして発酵の速度を調整しなければならない。 ゼリー部分はどうしようもないので、イースト菌の量を減らすべく中の液体を一部分捨てて薄めてみる。何度か繰り返して、なんとか無難なところに調整できた感じ。暑い時期はイースト菌はかなり少量でよさそう。 こんな調子ではちょっと怖いので、夜間は添加を止めてエアレーションしようと思う。 それに二酸化炭素の添加量を測るためのカウンタが必要そう。簡単に自作できるらしいので、近日中にトライしたい。 これで水草に効果が無かったら、ちょっとショックだなぁ・・・。
さて、二酸化炭素に中った(?)グーラミィなのだが、他の二匹はフレークフードにも慣れてきた感じなのに、こいつだけはいつも遠くで見ているだけ。近くにフレークが流れてきても見送ってしまう。 皮むきブラインエッグなら寄ってきて食べるのだけれど、もしかして今まで生きブラインしか食べてなかったのか?! 今日は昨日買ってきた乾燥糸ミミズを試してみよう。 はじめて使う餌なので、どうも勝手が分からない。パッケージの説明では水槽のガラス面に押しつけてしばらくすると柔らかくなるらしい。 ブロックになっているので適当にちぎってガラスに押しつける。すぐに指を離してしまったら剥がれてしまい、アカヒレがそのままの塊を突っついていた。ちょっと失敗。 今度はもう少し小さくちぎってしばらく押しつけたままにする。水を吸って柔らかくなって来た感じ・・・モロモロと崩れて水の中に広がっていくと、グーラミィも反応して食べに来た。これは使えそう! ・・・と思っていたのだが、しばらくして見に行くと・・・ ぎょえぇぇ〜〜〜!!アカヒレのお腹が風船の様にパンパンになっている!! もしかして、乾いたままの乾燥糸ミミズをしこたま食べたのが、お腹の中で水を吸って大きくなったってこと!? これは注意しないとキケンかも。 アカヒレ、大丈夫だろうなぁ・・・・。
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