土方聖架の日記

2008年12月16日(火) 冬コミ発送&感想

今準備に追われています。本当は昨日やりたかったがダウンしてたんだ…
あ、新刊は猫耳本です(笑)印刷トラブルがなければ出るはずだ!

…人様に頼むので抜けがないかピリピリしているんですが、箱に貼る色紙を印刷するのにプリンタを動かすともれなく猫が興奮するので困ります(笑)


そんな感じで感想ず。

>ダブルオー
なるほど、ダブルオーの感応は脳量子波なのだな。ティエリアのヴェーダ直接リンクが脳量子波利用と聞いてえらい広範囲に重要だなと思っていたら。
前回のハレルヤ出現はレーザービームではなくてツインドライブのトランザムに反応してたのかと今回で気づいたのってひょっとして間抜けですか。

しかしオーライザーでトランザム使う度にハダカが出るとなると結構うっとうしい気がする…

しかしそういう設定一切合財なしでハダカ感応使ってた種は一体なんだったんだろうね。いやどうでもいいけど。

>キバ
なんか過去昼ドラが爽やかになってきた。前キング除いてだが(笑)
この負け犬父子面白すぎる。

それにしても渡×音也がすさまじい。

>ゴーオン
ボウケンのサンタネタに比べたら100倍マシなんだが、妙に役者が大根に見える台詞まわしが気になるっす。
というかガイアークのラスボス?適当すぎね?(笑)

>篤姫
ババア演技をきちんとしてたのは評価しよう。いつまで経っても若かった仲間由紀恵と比べるのもナンだが。
しかし篤姫というと「分家あがりで御台所に」「超贅沢生活の猫を飼っていた」「死後に残った金が僅かな位頑張った」がプロフィールの三大柱なのになんで超珍品の西洋香水なんか買ってるの…アレ何の意味があるの…。

とりあえずこの大河の犠牲者は一位徳川慶喜、二位木戸孝允(をはじめとする長州全般)三位小松帯刀ということで落ち着きました。最終回までは二位と三位は逆だったんだけども。
いやだってさ、廃藩置県は木戸さん不勉強のときでも木戸の功績はとりあえず五箇条のご誓文と廃藩置県?という感じで覚えてたっつーに、顔だけ出されて、「大久保と西郷の力で廃藩置県が成された」ってあんまりじゃねーかおい…顔が出た分余計に「この人関係ない」って演出で本気で泣いた。そんな意図がなさそうな気もするけど悪意がないとも断じにくい。いっそ出すなと本気で思った。

つーか、尺がないにしても、維新の三傑の1人なんだからもっときちんと描いて、木戸さんで長州を表現してたら小松サイドがもーちょっと深くなったんじゃねーかと思いますが、基本的にこの大河は歴史はどうでもよかった雰囲気が濃厚なので言っても詮無いなあと無力感でいっぱいです。ふう。

慶喜に関してはまあここまで無能に描かれてんのも最近では珍しいなあと。
斉彬さまこの部分は節穴だったのねと嫌味を言いたくなる。このドラマの篤姫視点では出来た人物に描くわけにはいかなかったんだと結論つけざるを得ないのがまた以下略。
小松は…とりあえず実在の小松様に謝れと。


このドラマに期待したのは「歴史の脇役にスポットをあてる」ということでした。
でも蓋を開けたら「本来脇役の篤姫を無理やり主役、しかも批判を受け付けない絶対ヒロインとして据え置き、全ての事象は篤姫中心篤姫マンセー」だった。どーもこれデジャブあるなーと思ったら、ガンダム種なんだ。

まあ大河と種と比べるのはいくらなんでも大河スタッフに失礼なんだけど、でも思想の底流はものすごく似てる気がします。井伊・慶喜の扱いと江戸城無血開城のときにのみ「徳川=日本」として扱われたのが象徴的。篤姫に都合の悪い事象は無視か無理やりな好意的解釈がなされ、篤姫を持ち上げるためなら誇張は大盤振る舞い!な雰囲気は、私のようなひねくれ者にはついて行けんのです。

いやまあ普通の人には「頑張っても通らない世の中」なんて映像世界でまで見たくはなかろうから多少は綺麗事で通すのも仕方ないというか、綺麗事メインでお願いしたいですけど(実際前半は好きだった)、それにしても種と比較したくなるくらいなのはやりすぎだと思うのでした。

とりあえず視聴率はアテにならないという教訓。
まーでもこれから大河は真面目に見ます。(今まではちょっと選んでて、見てないものはサッパリ見てない)善くも悪くも考えさせられたからいろいろ。


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