去年は 山の辺の道 の真ん中あたりから天理に向かって歩いたので きょうはその真ん中あたりから桜井に向かって歩いてきた 田んぼはどこも稲刈りがすんで稲架が並んでいる 畑はどこも白菜や大根が青々とした葉を見せて、柿やみかんの木はたわわに実をつけている 無人の販売所には富有柿が5つで100円なんてびっくりするような値段で置いてあったけれど、重いので後ろ髪を引かれるものの買うことはできなかった そんななかに点在する天皇陵や古墳はいろんな想像力を生む 蘇我氏や物部氏の物語を読むと必ず出てくる海石榴市(つばいち)や、金屋の石仏は私がいつか訪ねたいと思っていた場所で、もしも私がその時代に生きていたなら・・と考えるだけでも胸がわくわくする たぶん一生、田んぼのぬかるみに足を突っ込んでいるような生涯だろうけれど今と違って何の情報もない時代ゆえにかえって幸せだろうか・・と考えたりする それはダンナに言わせると、きっとそんな身分から抜け出したいとあがいているだろうと言うのだ でもそういう思いさえ抱かないのがその時代の婢女なのだ 話が逸れたな・・
お弁当とお茶とおやつを用意して、 いつも私がいそいそと出かけるものだからダンナには 「まるで遠足のようやなぁ」と言われてしまった なかなかうまい表現をするものだとチラッと頭の隅で思いながら 来週の吉野行きに期待している 紅葉は見ごろだろうかと
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