昼間はともかく 朝晩は寒い 起きたてはセーターを着ている で 風邪気味のパートもちらほらで 何かうるうるしているパート仲間に 「どないしたん」 と聞いたら 「熱 あるねん」 という 私は右手をそのパートのおでこに当てて 左手を自分のおでこに当ててみた 確かに熱い 「ほんま 熱あるねぇ」 「きょうは発注日やし 休みたかったけど迷惑かけられへんから出てきてん なぁ よう頑張ってるね ってほめて」 そのパート仲間が言うには わたしら 子供をほめて頑張りやとかえらいねぇとかいつも言ってるけど、きょうの私は何かほめてほしい気分やねんと言う 確かになぁ わたしらくらいになったら誰もほめてくれへん 日々の食事の用意がいつも整えられていることも 洗濯の行き届いた服を身に着けられることも当たり前のようになって たまには休みたいと少々手を抜くことはあっても 亭主も子供らもちぃっともほめてくれへん 「せやから わたし 誰かにほめてもらいたかってん」とそのパート仲間は言うのだ 風邪気味で熱があるからちょっとセンチな気分になったんやね 「いつもよう頑張ってるね、エライ、エライ」と 私はそのパート仲間の頭を撫でてあげた 何だかね 私もほっこりしたよ
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