よく煮た白玉は、外側がふわふわと天使が漂うよう
よい質の白玉は、内側が赤ちゃんの指よりもちもち
暗くなった街頭を通っていくとあなたが一瞬大きな白玉にみえた
すらっとした雰囲気にネオンの白い光が突き刺さっていたのに
あなたのしろ肌は何事もなくもちもちと柔らかく照り返した
流行の服やお洒落な小物を一切つけていないというのに
いえ、あなたが触った錯覚が投影したのかもしれない
いえ、あなたが私の中をまさぐった感覚の総体かも
ええ、だというのに
ええ、だというのにあなたは
「満たされていないから書くのであって」
「永遠に満たされないから生きているのであって」
「生きているから否定し肯定し、飛び出し吐き出し、取り込み与えたくなる」
あなたという白玉だけがあれば
いえ、白玉だけあれば
白玉ちゃんだけ
このガリガリな判断を満たして
もう感情なんて肉体なんてもうどうでもいいの