望みすぎていた、そんな当たり前のことが私の身に降り注いできた
マキアヴェッチが人間の本性を善悪に分けられないと考えて生の人間を見ようとした、ルターは人間の本性を善悪に分けられないのは中間搾取があるからだ、という遠い国、遥かなる時代で分かっていた当たり前のことが
あなたと善も悪もない素敵な世界を作りたかったのに
善をあなたにもわたしにも持ち込んで、さらに悪も罰さえ持ち込んでしまった
数千年間、人間の本性は変わらない、と知っていたのに
理想は理想で大切で、けれど理想でしかないのに
わたしはあなただけを見ていたわ
あなたと1つになりたいと
けれども目をつぶれなかった
けれどもあなたを観れなかったのね
けれどもわたしを観れなかったのね
二元論ではなくあなたとわたしは一元論になれなかった
あなたと1つになりたいという衝動しかなかったのだわ