最も大切なる母性が放出した貪婪(どんらん)さで甘え、依存、不合理、酩酊(めいてい)、忘我を彷徨(さまよ)いだす白磁の君 俯(うつむ)きだす黒い眉毛、締まりだす唇は小さな蜜柑のよう、鼻の穴が鎖骨を向くようになれば、もう其処には今までのおでこの暖かさも割れる様な笑顔も、貴方らしい献身も消えうせる 抱え込んだ奔流(ほんりゅう)を射幸心でも、恐怖心でも、ゲーム脳でも、薬物依存でも何にであったとしても逃がして欲しい白磁の君
執筆者:藤崎 道雪