とにかくやってみよう。よっこいせ。と、重い腰を上げて職員会議に臨みました。
2学期が始まります。
校長先生のお話です
「教師の仕事は完璧主義者には不向きだと思うときがあります。 どちらかというと「まあいいか」というようなアバウトさが重要な資質になるときもあります。しかし、これもケースバイケースが。
足らないところや欠点ばかりが見える教師にはつらい仕事です。 むしろ、「子どもが好きになる」「いいところが見えてきてうれしい」というような楽観主義であるといいのではないのでしょうか。
その上で、「熱い願い」と「しなやかな受容」のできる教師としての精進を図りたいものだと思います。
教師の熱い願いは、時として強い期待感になっていきます。 そのことが「こんなこともできないのか」と焦ったり落胆したりする結果となります。 真面目で几帳面な教師の学級で比較的多くの「学級崩壊」現象が起きると言われる所以でもあります。
絶対に焦ってはならないと思います。
できなくて当たり前、やれなくてもともと、だから学校へ来ているのです。」
ああ、私はカチカチ頭の几帳面教師だなあ。
自分のことに対しては人並みはずれて大雑把なのに、生徒のことになると小さなことがすごく気になってしまう。
「このサインを見逃していたら、あとで取り返しがつかないことになる」と、必要以上に手を入れてしまう。
実際には子どもは自然そのものだから私の思い通りに「ああすればこうなる」ような存在ではないのにね。
できなくて当たり前、と思って受け入れていく姿勢を大切にしないとな・・・。
そう考えると職員室も教室のようなものです。
校長先生、教頭先生が担任の先生で、ほかの先生方が生徒。
今年やってきた教頭先生はとっても細かいんです。 書類のこととか、机の上の整理整頓とか、とっても細かい。
私は注意されるたびに「こんなこと大して重要じゃないじゃないのに、細かく言わないでほしい」と窮屈に思っています。
でも、私は同じような思いを生徒に抱かせていると思う。
私は自分がやられて嫌なことをしないようにしよう。 長い目で、少しずつ成長する姿を楽しめるようになろう。
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