「先生、今日誕生日じゃない?」1年生のあるクラス、授業が終わって、にこにこ顔で女の子がやって来て言った。 ?顔の私。 「どうして私の誕生日知っているの?」 「この前のバースデーチェーンで・・・・」 「あ、そっかあ。それで、覚えててくれたんだあ。」 「うん。誕生日おめでとう!!」
道徳の授業で、やったバースデーチェーンというゲーム。 一言も話さずに(ジェスチャーなどを駆使して)誕生日が4月1日の人から順で並んで輪になるというゲームなのですが、私もその列に参加したのです。
そして、ちゃんと順番通りにならべたか種明かしで自分の誕生日を言っていったのですが、でも、たったそれだけのことで、私の誕生日を覚えていてくれたなんて、すごい!
午後、カトリーナが私のところにハッピーバースデー、と言ってきてくれた。 例のクラスで英語の授業のときに、生徒が今日は私の誕生日だと教えてくれたんだそうだ。
自分自身だって毎日の慌ただしさの中で誕生日なんて忘れかけてすごすところだったのを、思いがけず周りの人々に祝福してもらい、私は幸せものだなあ、と思います。 どうして、こんなにやさしい人々に囲まれながら、私は小さなことにくよくよして不幸の要素を探してしまうんだろうね。 私を大事に思ってくれる人々に幸せを返してあげられるように、私はいつも笑っていたいな。
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