きよこの日記

2004年06月03日(木) 遅くきた思春期

生きていくということは変わっていくということなのかなあ?

私らしさ、と思っていたものも絶対ではなく、気がついたら違うものが私らしさになっていたりするんだなあ。
好むと好まざるとにかかわらず。

最近の私の混迷をかえりみてみて、私は、はたと思い当たったのです。

この生きにくさは、思春期のそれなのではないか、と。
もしかしたら、私は今頃思春期を迎えたのではないか、と。

たとえば学校生活。
私は中高生のとき、人並みの悩みとか苦悩とかとは無縁で、五体満足な体で自分のことばっかり考えて鈍感にすごしていたんだよね。
女の子特有の、○○ちゃんグループみたいなのとも無縁で、我関せず。いつも単独行動。

今になって、体の調子が悪いことの苦しさを知り、翌日のことが心配で安眠もできず、周りの人からどう思われているかが気になって、すこしのことでくよくよしたりしています。

ふつう多感な10代のころに経験するはずの、こういうことが、20代も半ばを過ぎて、ようやく私にもやってきたみたいです。やってきた、というより、ようやくそういう繊細なことに気づけるように成長してきたというべきだろうな。
この遅く来た思春期を越えれば、きっと私は本当の意味で大人になれるんだろうな。

そう思ったら、少し楽しみになってきました


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