今日は鑑賞音楽会。 全校で市内のミュージックホールに出向き、東京混声合唱団の演奏を聴きました。
その中で、ホール自慢のパイプオルガンとのコラボレーションで演奏されたバッハやモーツアルトの宗教曲がすごく心に染みました。
何百年か前、大きな苦しみを抱いた人々が,教会で私と同じ音色を聴き、深く癒されたことを思いました。 人の世の汚れや苦しみ、痛みが、ちっぽけなことに思われるほどに、その響きは神秘的で崇高なものでした。
私は、人生が二つあるならば、一つの人生では教会に帰依して、シスターとして生きたいななんて思うのです。 シスターとしての人生は、今日の宗教音楽に象徴されるような大きな力に包まれて生きることだと思うのです。
本当に久しぶりに、キリスト的なものに触れて、ひととき、心のやすらぎを取り戻したような気がします。
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