長野県公立高校後期入試の日がいよいよやってきました。今日ばっかりはみんなきれいな格好して、集合時間の30分〜10分前にちゃーんと登場してきました。 空は真っ青に晴れ上がり、春がやってきたかのようなお天気です。 「暖かくってよかったね。じゃあ、がんばっておいで」と、校門で生徒を見送って、私は引率者控え室へ。
さてと。 控え室に入ったからといって、一日中生徒の検討を神に祈り続けるわけでもなく、ぼ〜んやりしてました。
ほかの先生たちを見ると、通知表を書いていたり、パソコンを持ち込んで何か打っていたり、せっせとお仕事していらっしゃるのに、私は仕事も持ってこなかったので、ずーっと本を読んですごしました。
おともは『ハリーポッター The Order of the Phenix』今日みたいにまとまった時間がないと、なかなか読みすすめられないんですよね。 もう、何カ月がかりで読んでるんだろう・・・まだ、ようやくホグワーツでの5年目が始まったところです。あと500ページ、がんばれワタシ。
という気持ちとは裏腹に、眠くて眠くて・・・読んでいるんだか寝てるんだか。 気が付いたらもうお昼さ。 お昼ごはんをコンビニに買いに行ったついでに、本を買いました。 読みたいと思える本もなかったのですが、日本語が恋しいあまりに買ってしまった。
樺旦純『怖いくらい人を動かせる心理トリック』 そして、午後で一気に読んでしまった。 人の無意識を利用して動かすためのトリックのハウツー本。 かねてから、手のひらで生徒を転がしたい私にとってはなかなか実際的で意外と面白かったです。
例えば、説得の技術。 「言いたいことを相手(聞き手)に訴えるにはタイミングがある。 さて、次のA,bのうち、どちらが説得効果が大きいだろうか。
A 議論を徐々に盛り上げ、最後に“強力な主張”を。 B 最初に“強力な主張”をし、後から裏づけ(補強)となる議論を一つ一つ展開する。」
私はどちらかというと、生徒の心を出だしでぐっと掴みたいがために、Bのように、結論や強力な主張を最初にがーんと話します。
でも、実はこれは効果としてはAに劣るんですって。 確かにそうかも。Bで話すと、つかみでぐっとひきつけるけど、結論わかっちゃうから、集中は次第に薄れてくかも。 「昨日すっごい面白いことがあってさー!」って始めに言ってしまうとせっかくのネタもおかしくなくなっちゃうことってあるよね。
まあ、そんなことになるほどなんておもっているうちに、後期試験、終わりました。 「過去問とかやったときよりは簡単だった!」なんて声がたくさん聞かれました。 てことは、平均点が高くなっちゃうのかな。 なにはともあれ、山は越えた。 これから卒業式まで、わずかだけど、中学校生活最後の日々を、楽しく過ごすじゃん。
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