| 2004年02月01日(日) |
百人一首”ガマン”大会 |
国語教師のくせに、百人一首の経験がほとんどありません。 山口県では中学で百人一首なんて扱わなかったのに、長野県ではどこでもこの季節クラスマッチをやるらしい。教えられないので、私はひたすらに練習させるっきり。
なんですが、ひょんなことから、今日は地域の百人一首大会に参加してみました。気楽にちょっとやってみるか、ぐらいの勢いで参加したのですが、行ってみてびっくり。 参加者みんな、かなりやりこんでいらっしゃる・・・。 百首覚えているのが当たり前、決まり字も覚えていて、読み上げられた瞬間に手が飛んできた。私はというと、覚えているのは十首に満たないのだから勝負になりません。 一対一で向かい合っての競技かるたなので、目の前で次々と札がさらわれていきます。 もう、負けず嫌いでは誰にも負けない私ですから、悔しいのなんのって。 せめて、覚えているやつだけは、絶対にとる、絶対に!と、気合と集中力では誰にも負けないって感じでやりました。 もちろん結果は全敗。中学生にもおばあさんにも負けまくり。そして私は百人一首に二度と近づかないことを誓ったか? いいえ。私は来月県大会に出場し雪辱を果たすことを心に誓いました。
百人一首の対戦をしていて、卓球で初心者の人が試合に出たときの気持ちってこんなのかなあ、ということを思いました。 「よくわかんないうちにいいように負かされてつまんない!」 でも、もし生徒がそういうことを試合の感想として持ったら、私は 「もっと練習したらきっとだんだん面白くなるよ」 っていうだろうと思います。
“その世界を極めてもいないのに、面白くないとか、役に立たないとか、わかったようなことを論じるべきではない”という言葉が思い出されます。
この会にはスペシャルゲストとして、渡辺永世クイーンがいらしていて、目の前で模範試合を見ることができました。 張り詰めるような緊張感、一瞬を争うスピード感。 極限まで鍛え洗練された世界でした。 そして、日本百人一首協会の理事の方とお話して、百人一首の魅力についてたくさんのことを教えていただきました。
これはどうやら、突き詰めるだけの奥行きと深みのあるまだ見ぬ世界があるようです。 それを見る前に、投げ出してしまうのは惜しいという気がしてきました。せっかくちらほら決まり字を覚えだしたところなので、珍しく頭を鍛えてみよっかナ。
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