きよこの日記

2003年12月23日(火) 死にゆく準備

私の母は二人いると思っている。
実の母と、シスターシゲコ。
私の高校時代の恩師だ。
高校の3年間と、それから、その学校で教壇に立った2年間、本当に親身になって、時に厳しく、しかし温かく私を導いてくれた人。

シスターにどれだけ多くのことを教えていただいたか、はかりしれない。
もう定年されて、修道院で穏やかな祈りの日々を送っていらっしゃいます。

今日、シスターから荷物が届いた。
贈られたけど袖を通していない服があるから、よかったら、と、冬物の服でした。
もし着ないようだったら、と、送り返すための送料まで同封して。
いつもながら、こまやかなお心遣い。いたみいります。
そして、短いお手紙。

「19日に終業式を済ませ、今はお休みでやっと一息つき整理をはじめました。
そろそろ人生の終わりの・・・です。
でもまだちょっと雑用はあるようですが・・・。」

なにをおっしゃるんですか、シスター!!
まだまだずーっとずーっと先のことですよ。
私が結婚して、子どもを産んで、その子が成長するまで見守っていてくれなきゃダメです!

シスターにとっては、死ぬことは神のもとへ召されることなのですから、幸せなのでしょうが、残されるほうの身にもなってください。
人が死ぬということはどういうものであれ、やりきれません。
私はどうも死について too much sensitiveなのかもしれません。

今日、同僚の先生のおばあさんが亡くなられました。
本人も、職場だし、ごく淡々と、休む間の授業の準備や連絡をしていたのですが、それでも、きっと心中では悲しみにくれているんだろうなあ、と思ったら、なんか、涙がでてしまった。


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