私の母は二人いると思っている。 実の母と、シスターシゲコ。 私の高校時代の恩師だ。 高校の3年間と、それから、その学校で教壇に立った2年間、本当に親身になって、時に厳しく、しかし温かく私を導いてくれた人。
シスターにどれだけ多くのことを教えていただいたか、はかりしれない。 もう定年されて、修道院で穏やかな祈りの日々を送っていらっしゃいます。
今日、シスターから荷物が届いた。 贈られたけど袖を通していない服があるから、よかったら、と、冬物の服でした。 もし着ないようだったら、と、送り返すための送料まで同封して。 いつもながら、こまやかなお心遣い。いたみいります。 そして、短いお手紙。
「19日に終業式を済ませ、今はお休みでやっと一息つき整理をはじめました。 そろそろ人生の終わりの・・・です。 でもまだちょっと雑用はあるようですが・・・。」
なにをおっしゃるんですか、シスター!! まだまだずーっとずーっと先のことですよ。 私が結婚して、子どもを産んで、その子が成長するまで見守っていてくれなきゃダメです!
シスターにとっては、死ぬことは神のもとへ召されることなのですから、幸せなのでしょうが、残されるほうの身にもなってください。 人が死ぬということはどういうものであれ、やりきれません。 私はどうも死について too much sensitiveなのかもしれません。
今日、同僚の先生のおばあさんが亡くなられました。 本人も、職場だし、ごく淡々と、休む間の授業の準備や連絡をしていたのですが、それでも、きっと心中では悲しみにくれているんだろうなあ、と思ったら、なんか、涙がでてしまった。
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