| 2003年09月22日(月) |
『池袋ウェストゲートパーク』 |
友達に『池袋ウェストゲートパーク』のDVDを借りました。
これは何年か前のTBSドラマで、当時、私は「暴力的だなあ」と、いうイメージが先行していて、むしろ嫌悪感をもっていたのですが、今でもいろいろなところで名前をきくということは、なにか、あるのかも知れないなあ、と、というのもあって触手を伸ばしてみました。
残念ながら、私は胸躍らせてこのドラマを見ることはできなかったんだけど、確かに面白みがあるのはわかりました。
でも、正直なところ、私が一番に思うのは、「これはできれば子どもに見せたくないなあ」というPTAのおばちゃん的なことなんだよねえ。 長瀬智也演じる主人公はもと不良だけど、今はどのグループにも属さず家業を手伝う下町の人気者。でも、地元の不良グループのキングも一番頼りにしている実力者で友達思いの熱い男。
それはいいんだけど、主人公、足を洗ったと言いながらも、カツあげはするし、万引きもするんだよ。切れて暴力をふるうこともある。 しかもそれがとてもかっこよく描かれている。 警察に対抗して、不良グループを意のままに操って犯人探しを始めたり。 それを架空の物語の中の話として、自分と切り離して考えられる判断力を持って見るならばまったく問題はないのだけど、残念ながら、すべての子がそうとは言い切れない。 とくに、”かっこいい“ということがすべての価値判断の基準になる年頃というのがあるから、危険なんだ。
このドラマを見てはっとしたこと。 劇中の“カラーギャング”という名称。チームで服装の色をそろえるというルール。 まったく同じものが私の住む地方の街にもあるのだ。 その組織の構造も類似性がある。 その裏にはもちろんそのチームを金づるとする暴力団の存在があると言われている。 暴力団がこのドラマを利用してカラーギャングをつくったのか、自然発生的にできたものか、それは定かではないが、それをカッコいいと思い、それにはまってしまう子どもがたくさんいるというのが現実だ。
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