感想メモ

2014年07月20日(日) ハブテトル ハブテトラン  中島京子


中島京子 ポプラ社 2008

STORY:
小学5年生のダイスケは東京の学校に行けなくなってしまい、母方の祖父母のいる松山市の小学校に2学期だけ転校することに。

感想:
 東京の小学校で、学級委員をしていたダイスケ。相方の女の子はクラスのひどい状態に切れてしまい、その後、今治市に転校してしまった。

 そのうちダイスケは学校に行けなくなってしまう。

 そこで、母方の祖父母のいる松山市の小学校に転校してみることになるが、まず空港に迎えに来るはずの祖父母の姿がない。

 祖父は骨折して入院してしまい、迎えに行けなくなったということで、代理のハセガワさんが来るが、かなり適当な感じの人で…。

 幸先の悪い感じの松山行きになったけれど、東京とは違う独特の空気の流れがあるのだろうか。

 人懐っこい友達もたくさん寄ってきて、田舎で色々な体験をするうちにダイスケの心は変化していく。

 そして、気になっていた今治市が松山市とそんなに遠くないこと、瀬戸大橋を渡れば行けることに気づき、ダイスケは今治に行くことを決意。

 ダイスケの夏から2学期までの小さな冒険は楽しくて、気楽に読めて、面白かった。


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