| 2012年03月14日(水) |
キャベツ炒めに捧ぐ 井上荒野 |
  井上荒野 角川春樹事務所 2011
STORY: 総菜屋「ここ屋」で働く江子、麻津子の2人のもとに郁子が加わることに。3人は60代。それぞれ恋愛や家族関係など様々な事情を持っていて…。
感想: このところ、女性の友情ものを読むことが多いのだが、今回のは、女性は女性でも60代女性の生活を描く。
そのうち江子が一番私には悲しい感じがしてしまった。夫だった白山と離婚。その理由が、一緒にお店をやることになった女性と白山が恋に落ちてしまったから…。
白山に未練たっぷりで、離婚後も押しかけていったり、電話をしたり…。なんだかすごく痛い感じが…。
郁子は、息子を2歳で亡くし、その後、夫と2人で過ごしてきたが、その夫も死んで今は一人…。この境遇もなんだか自分につい重ね合わせてしまったりして、ちょっとつらいなーと思った…。
60代でも恋愛に悩んでいろいろなんだなと思うと、まだまだこの先何があるかわからないんだよな…と変なことを思ったりした。
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