| 2010年11月08日(月) |
ひそやかな花園 角田光代 |
角田光代 毎日新聞社 2010
STORY: 子供の頃、夏には別荘地でキャンプをした子供たち。一体何の集まりだったのか。大人になってキャンプに参加していた子供たちが集まることになって…。
感想: 子供の頃の記憶は大人になってから見ると全然違っていたりする。
キャンプで毎年会うことを楽しみにしていた子供たち。ある年、突然そのキャンプは中止になり、それから一度も行われることがなかった。親たちはキャンプについては口を閉ざし、子供たちも大きくなるにつれて、そのことは記憶の彼方に忘れ去られていたはずだったのだが…。
このキャンプは何の集まりだったのか…それを親から聞かされた子供もいれば、そうでなかった子供もいた。
時代背景が違うのもあると思うけれど、子供はそういうことを聞かされて、ショックを受けるものなのかな…なんて、ちょっと思った。
今だったら、こうした技術で産まれる子供はたくさん(?)いるような気もするし。まあ、この場合は、他者のものを使って…というのが引っ掛かるのかもしれないけれど…。
とりあえず登場人物たちがよりよい前向きな人生を歩めそうなラストでよかった。
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