感想メモ

2010年04月17日(土) わが家の歴史

 3夜連続で放映された三谷幸喜脚本の昭和の一家族を描いたドラマ。

 1夜目を見て、面白くなかったらやめようと思ったが、面白かったので、3夜連続見てしまった。続きが気になって…。

 色々な事件が起こったり、人間模様が面白かった。

 ただ、私が過ごした昭和は、この物語の終わりよりさらに先から始まるので、当時の事件とか有名な史実とかの中でもよく知らないものも結構あった。

 有名人が出てくるのも特徴だったみたいだけど、よく知らない人もいた…。古川ロッパとかよく知らない…。

 それにしても、働かない&懲りない父親・時次郎(西田敏行)にはあきれる。人からよく騙されるし、商売の勘所はずれまくりだし…。でも、こういう人は昔はいたんだろうなーと…。

 家族のために私ががんばると、いつでも一人突き進む政子(柴咲コウ)には頭が下がるような…。鬼塚大造(佐藤浩市)の内縁の妻となる道を選ぶが、本当に愛があったんだろうなーと思った。

 でも、大造がガンで若くして急逝。本妻(天海祐希)からは邪険にされ、息子・実とともに残される。大家族を養ってきた大造の金も途絶え、大造が実のためにと残してくれたお金を、父が勝手に使い込み…。

 結局、昼も夜も働きに出る政子…。今まで十分尽くしてきた家族に少しは援助してもらってもいいのに、絶対に自分からはそういうことは言い出さない…。昭和の女性の強さなのかなぁ…。

 でも、私は本妻の強さや悲しさも感じることができる。子供も生まれなかったわけだし、本妻も辛いよなーと。

 女がしっかりしている家庭は男がどうにもしまりがないのか…。長男の義男(松本潤)は東大に進学し、ある意味、堅実な人生を歩もうとしているが、次男の宗男(佐藤隆太)は結構ちゃらんぽらん。結婚してからも、職を転々としたり…。

 義男が恋に落ちるゆかり(長澤まさみ)は政子の幼なじみで、上流階級の娘。結婚を反対されて、北海道でお見合いをするというので、義男は駆け落ちを試みるが、その際に船が転覆。ゆかりや両親の生存は確認できなかった。

 しかし…死んだと思っていたゆかりは生きていた。記憶を失い、記憶を取り戻したときには、東京の家は売りに出され、両親もいなくなっていた。どうしてこのときにそのまま義男のもとに行かなかったのかなぁ…。

 結局売春という道を選ぶ。でも、その後、義男と再会。再び一緒になろうとするが、家族の幸せそうな中に身を置くことが辛くなったのか、失踪…。うーん。この辺がちょっとわからなかったな。

 宗男も父に似て地に足がつかないため、妻のマリア(鈴木砂羽)が働いたり…。うーん…ホント男って情けない…。

 次女の波子(堀北真希)は母親(富司純子)に似たのか、ろくでもない作家の男(山本耕史)と一緒に…。作品を書いて売れないわけではなく、作品を書けない作家…。そこで、彼女が働き夫を支える。出版社の女性編集長にまで登り詰める。

 三女の房子(榮倉奈々)は漫画家・手塚治虫のアシスタントになるが、自分が漫画家になるという夢は破れ、幼い頃から知っているつるちゃん(大泉洋)と結局一緒になる。しかし、このつるちゃん…職を転々としすぎて…。ま、面白かったけどね…。

 あとは政子の元婚約者の大浦(玉山鉄二)は、ロシアで抑留後、帰国するが、左翼思想にすっかりかぶれていて…。戦争の犠牲者というところなんだろうけど…。その後も政子と関わり、最後に諭されて、全うな職業に就いていたみたい。

 終わりは東京オリンピックを見る八女一家の図。でも、このナレーションの実が大きくなってどんな風になったかが結構気になった。そういう描写はなくて終わってしまうので、そこがちょっと残念だったなー。


 < 過去  INDEX  未来 >


サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jpアソシエイト
ゆうまま [MAIL]