| 2010年02月13日(土) |
オイアウエ漂流記 荻原浩 |
荻原浩 新潮社 2009
STORY: トンガからラウラに向かう小型機が墜落し、遭難した一行は小さな無人島にたどり着く。仕事関係の5人、新婚旅行中の2人、祖父と孫、外国人の10人に犬が1匹…。
感想: 小型機の墜落から、無人島に漂着した10人+1匹の話。
前に読んだ桐野夏生の『東京島』とは違って、こちらは色々ありながらも、みんなが協力し合っていくという、安心して読める感じ…。(実際は桐野夏生のほうがリアリティがあるのかもしれないけどね…)
最初、島での生活が始まった当初は、会社メンバーたちは上下関係に縛られていたり、新婚旅行の2人も女のほうが男と結婚すべきか迷っていて、他の男たちを値踏みしていたり(まだ籍は入れていない状態)して、ちょっと嫌だなーとか思ったりもした。
次第にみんな生きるために協力していき、いい関係になっていくのは、荻原浩らしい感じなのかもしれない。
ただ最後の終わり方が…。もう少し詳しく書いてほしいって思っちゃう…。この先が気になる…という終わり方なのよね…。
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