感想メモ

2010年01月12日(火) 坂の上の雲 第1部


 大河ドラマとか、時代物はあまり好きではなかったりする私なのだが、近現代史になってくると、少し好きだったりする。

 ということで、司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」のドラマ第1部を見ることに。1回1時間半以上あるので、実質民放の2時間ドラマ1本分くらいなのが、毎週…。たまりにたまって、ようやくすべてを見ることができた。

 いや、見始めると、面白くて続きが見たくなっちゃうんだけど、色々やらなくてはならないこともあるので、そうなると、途中でストップして、また続きを…と細切れになってしまうの。

 特に少年時代のエピソードとか、面白かった。そして、段々大人になっていって、主人公たちが今でも有名な文豪とかと学校で出会ったりするってのは、なんか歴史を身近に感じるような…。

 すっかり歴史のことは忘れてしまっていたけれど、あ、こんな名前の人、いたなぁ…とか…。

 でも、こうやってドラマで人物像がわかりやすくなっていると、実感が湧くのね。

 それにしても、さすがNHK。ロケをした外国の場所も素晴らしいし、ものすごく国際色豊かで…。

 鎖国が終わってからそんなに時間が経っていないはずなのに、日本がいかに急に国際化したのかがすごくよく伝わる。

 この当時の日本人って、やっぱり頭がよくて、語学とかもすごかったんだなーと…。

 秋山好古役の阿部寛はかっこいいな。多美(松たか子)と結婚するとはびっくり。当時にしたらものすごい晩婚??

 秋山真之役の本木雅弘ももちろん素晴らしかった。最初、正岡子規役・香川照之がイメージと違う感じがしたが、病に伏せるようになって、ちょっと頬がこけてきたりすると、高校時代に教科書で見た正岡子規の写真とちょっとかぶるような気がしてくるから不思議だ。

 そして、その妹・律をやった菅野美穂がすごくよかったな。本当は真之が好きなのに他の人と結婚して、離縁を何度も経験する。最後まで兄思いの律。幸せになってもらいたいとついつい思ってしまうのだが、やっぱり真之とは結ばれないのか?

 ゴージャスな出演陣も皆いい味出してるし。

 ただ第2部は1年後。そして、この先は戦闘シーンが多そうなので、この先も見続けられるのかわからないような気も…。

 骨太な大河ドラマであることは間違いない。


 < 過去  INDEX  未来 >


サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jpアソシエイト
ゆうまま [MAIL]