| 2009年04月08日(水) |
DOOR TO DOOR〜僕は脳性まひのトップセールスマン |
二宮和也が脳性まひの青年を演じるとのことで、見ることに。原作はアメリカの実在人物で、実際に脳性まひがあるのにトップセールスマンになったという男性の話。
とはいえ、時代の設定も違うだろうから、脚本の人はがんばったのかも…。場所を日本、時代を現代に置き換えて、ネット販売なども取り入れていた。
英雄は生まれつき脳性まひのため、体が不自由で言葉も聞き取りにくい。父は幼い頃に亡くなり、母・美津江(樋口可南子)と2人暮らし。母は毎日パートで忙しいが、英雄のサポートも怠らない。
このドラマ…本当に母は強し!っていう言葉が当てはまる。母がよく「死んだお父さんが言っていた言葉」を話して聞かせ、その言葉をノートに綴ってある。毎日作ってくれるお弁当には、必ずカードが入っていて、何か一つ言葉が書いてあるのだ。
初めは誰からも相手にしてもらえなかった英雄だったが、次第に人々に受け入れられていく。特にマンションの管理人さん(金田明夫)がネクタイを結んでくれたのには感動…。管理人さんが辞めるときには、結ばなくても片手でつけられるネクタイをプレゼントしてくれる。
英雄が最初に入社した会社の社長(渡辺いっけい)は、初めは英雄がすぐに辞めるだろうと思っていたが、そのがんばり具合に打たれ、会社が倒産した後も、次の就職先を見つけるために土下座までしていた。
そして、英雄を影から支えることになるさおり(加藤ローサ)。最初から英雄のことを邪険にしないところがすごい。英雄のあきらめない心や、父からの言葉に動かされて、自分も変化していく。
でも何より、一番すごいのはやはり母だと思う。女手ひとつで障害のある息子を育て上げたのはすごかったと思う。長年の苦労にたたられ、ついに脳梗塞を起こして入院。
障害のある息子を残して死んでいくのは、きっと心残りだっただろうと思うのだが、自立していき、さおりを連れてきた英雄に安堵し、最後は息子は大丈夫だろうと思って亡くなったのだろう…。
もし自分が母の立場だとしたら、すごく無念なんじゃないかと…。そして、こんな風にはなれないのではないかと思う。
ただなんだか白戸(ホワイト)家族のイメージが強くて、時々英雄の母には見えないときがあった…。あのCM、やっぱりすごく印象が強いのかな…。
二宮和也は本当に演技がうまい…。素晴らしかった。
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