感想メモ

2009年03月26日(木) ありふれた奇跡

 山田太一脚本のドラマということで、見ることにしてみたのだが、最初のうちは若者2人の話し方に違和感があったりして、面白くなく、挫折しそうに…。

 でも、そこを通り越してくると、だんだん面白くなって来て、そのまま最後まで見た…。

 自殺しようとしていた藤本(陣内孝則)を止めた加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)は、藤本が自殺しようとなどしていなかったのに突き飛ばされて殴られた…などと主張したため、警察に行くことになり、知り合いになる。

 2人はかつて自殺しようとしたことがあり、藤本の様子がおかしいことに気づいたのだった。そんな共通点からお互いに惹かれあう2人。

 しかし、2人の家族を巻き込んで騒動が展開していく…。

 以下ネタばれあり。






 加奈の苦悩はわからないでもないのだが、家同士が巻き込まれて、親が口を出すところがちょっとなーと思った。

 もちろん最初から自分に非があり、子供ができないということがわかっているからこその苦悩なのかもしれないが、どこも悪くなくたって、結婚しても子供ができないことはざらにあることで、もしなんなら、2人だけの秘密にしておき、結婚してしまうということだってできるんじゃないかな…とも思ったりした。

 確かに今でも家の血を残すとかいう考え方があることはあるのだろうが、こればっかりは授かりもの。どうしようもないときもあるだろうと思うのだが…。

 ま、最後は丸くおさまったみたいだけど…。

 お父さんたち2人の女装が一番ツボにはまったかなぁ…。


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ゆうまま [MAIL]