| 2008年05月14日(水) |
最高の人生の見つけ方 |
ガンと診断され、同じ病室で闘病を続ける2人。境遇も考え方も全く違う2人が治療の辛さを共有するうちに段々親しくなる。医師から余命半年、長くもって1年と言われた2人は、病室で過ごすことよりも、やりたいことを書きつづった棺桶リストを持って、2人で旅することを選んだ。
ストーリーは大体こんなところ。
お金持ちのエドワード(ジャック・ニコルソン)は、結婚に4回失敗。お金はあるが、誰もお見舞に来ない。来るのは秘書のトマス(ショーン・ヘイズ)だけ。一方のカーター(モーガン・フリーマン)は大学時代、バージニア(ビバリー・トッド)とできちゃった結婚。働かなくてはならなくなって、大学をやめ、自動車工として家族のために働きづめの人生だった。大のクイズマニアで、ものすごい博識。
そんな2人が同じ病室になって、最初はお互いにうちとけないが、治療の苦しさに耐える様子を見ているうちに、話し合うようになる。
棺桶リストというのは、死ぬまでにやりたいことをリストにするというもので、その昔、大学時代に書いたときには、ビッグなことを書いていたカーターだったが、実際に死を目前にしてみると、そんなことは書けず…。
そのリストを見たエドワードがやりたいことを追加し、2人はそれを実現させるために旅に出る。エドワードの稼いだ大金があるので、お金の心配はなかった。
一番よかったシーンは、乗りたかったスポーツカーに乗って、2人でレースをするシーンかな。子供のときの無邪気な部分(?)が出てきて、これは車好きな人なら一度はあこがれるのでは?(私は女なので、やりたいとは思わないが)
ただ、ひとり残された奥さんはちょっとかわいそうかなと思った。夫のことを一番心配しているだろうに、奥さんにとっては知らない男と一緒に最期の旅行に行ってしまうなんて…。(たぶん女だから、奥さんの気持ちがわかるのかも)
最後にはやっぱりちょっとだけ泣けるシーンもあり。
見て、思ったのは、余命半年と言われても、やっぱり急に人が変わるわけじゃないんだなということ。どんなに年を取っていても、やっぱり人によってそれを受け入れられるかどうかって変わってくるし、それまでの性格がすべておとなしくなってしまって、死を達観して受け入れられるわけではないらしいということ。
その意味で、俗物のエドワードの激しい心情は、いい子ぶってないというか、人間こうかもなって思わせるものが。そして、エドワードのように、家族のために自分を犠牲にしてきたという思いもわかったり。
実際に自分が余命半年と宣告されても、能天気に旅行なんかに行く気分にはならないかもしれないけど、病院にいるよりは自宅に帰ったりして好きなことをしたいかな。
トマスがとってもいい味出してた。エドワードのお金がトマスにわたったのか…ちょっと気になった。
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