感想メモ

2008年03月19日(水) 斉藤さん

斉藤さん
 面白そうと期待して見始め、最初は結構よかったけれど、どうも最後のほうはイマイチだったかな…。

 子供が暴れん坊なため、居づらくなって引っ越してきた真野(ミムラ)は、今度こそうまくやろうと気合いが入りまくり。手作りクッキーを各家庭に配ったり、幼稚園ママたちに媚を売ろうと必死。斉藤さん(観月ありさ)という問題ママがいると聞いてびびりまくるが、斉藤さんの曲がらない正義の塊みたいな人柄に、段々惹かれていき、親友となっていくのであった…というようなストーリーである。

 自分は子供はいないが、友達の中には幼稚園ママもおり、いろいろと聞いてはいるけれど、いまどきの幼稚園ってこうなのかなぁ…とか思うと、疲れそう。

 ママ同士が集まって毎日のように(?)お茶をしまくるとかも、はい?? 皆さん、暇ですね…って感じだし…。なんかもっとさらっとお付き合いできないのかなぁ…と思ってしまう。

 それに、何か問題が起こったときには、今度は私たちは斉藤組に入るの…とか言いまくる、ママどもの変わりっぷりには、はいっ??っと…。どうして群れなくちゃならないの? いつから組ができたの? 斉藤さんじゃないけど、そう聞きたくなるよ…。

 斉藤さんの性格とかはわりに好きだったけれど、起こる出来事がリアリティがないというか…。もちろんドラマだから、そんなにリアリティなくてもいいんだけど、高校生が幼稚園生に本気になるかなぁ…とか、その他もろもろ…。

 そして、最終回の展開も気に入らなかった。斉藤さんがどうして真野に対してひどいことを言ったのかの理由がいまいちよくわからなかった。真野のことを思ってとか言っていたけれど…。

 さらに真野の性格がすごいダメ…。最初は共感できるかなと思ったけれど、段々いやになってきてしまった。まずクッキーを作ったりして媚を売るところからして好きじゃない…。何でそこまで気を使ってみんなと仲良くしなくちゃんらないのか? その上、機嫌の波が激しい。機嫌がいいときは自分のテーマソングとか歌ったりしている。でも、少しでも拒絶されると、突然の態度豹変…。子供じゃないんだからもう少し大人の付き合い方があるのでは?

 斉藤さんにひどいことを言われたからといって、急に斉藤さんを避け出すけれど、避けるにしてももう少し大人な対応があるだろう…。あれだけ仲が良かったのになぁ…と思ってしまった。

 斉藤さんも斉藤さんで、引っ越すことをどうして普通に伝えられないのか疑問。一番親しい友達なら、さびしくても最初に伝えるのが普通じゃないかな。少なくとも自分はそうだから、なんか最後の展開がどうもしっくりこなかった。

 視聴率は高かったみたいだし、反響も多かったらしいけど、やはり漫画が原作だし、あまりリアリティもないし、まあこんなものでしょ…くらいの軽い気持ちで見るのが正解だったのかも…。

↓原作の漫画


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