今季のドラマでは一番面白そうかな〜なんて思って見始めたけれど、そうでもなかったかな…。
ストーリーは好奇心旺盛だけれど、突拍子もないことをしでかしてしまう問題児・賢人(清水優哉)が文部小学校に転校してくるところから始まる。担任の鮎川先生(伊東美咲)は婚約者の美浦(谷原章介)に突然婚約破棄をされた上に、賢人が転校してきたことで、学級崩壊になってしまったり、保護者からのクレームが続々と届いたりと大変な目に…。賢人の母(坂井真紀)は離婚して東京の実家に身をよせ、子供を育てるために仕事に大忙し。それでも、賢人の好奇心が旺盛なところを伸ばそうと努力している。そんな姿を見た鮎川先生は、教育とは何かということに真摯に向き合うようになっていく…。
で…このドラマ、問題発言と思われるような言葉が結構飛び交うことがあって、ちょっと「うん???」と思うところとかもあったし、今の学校と保護者の関係とかについても結構考えさせられたり…と、悪いドラマではなかったのだが、でも、ものすごくよかったというわけでもなかった。
最初に鮎川先生と対立する学年主任の加賀見先生(松下由樹)が賢人に向かって「あたたの脳は腐っている」みたいなことを言ったときはちょっとびっくりだったし…。
でも、実は加賀見先生には、天才と呼ばれ、宇宙の形を知りたいということで、寝食を忘れ研究に没頭する奇人の夫(大杉漣)がいるのである。だから、天才とバカは紙一重とかいうけれど、加賀見は天才という言葉に懐疑的なのかも…というのがあとから描かれていく。
「天才」の定義を賢人のような変わった子に置くのはちょっと危険な気も。この中に出てくる天才は加賀見の夫に限らず、大学教授の美浦など、ちょっと常識的に?と思うような人ばかり。「天才」でも「秀才」でもいいけれど、もっと常識を持った人だっているんじゃないのか?と私は思ってしまったのだった…。
保護者の一人、青柳(杉田かおる)にもいきすぎでは?と思うところも…。自分の子供が気に食わない子と仲良くするのが面白くないのかもしれないけれど…。
でもまあ、一番すごかったのは、やっぱりこんな困り者を暖かい目で見守り続ける賢人のお母さんかなぁ。自分の子供がこんなだったら、自分ならどうするだろう?とついつい考えてしまう。
離婚して仕事でいっぱいいっぱいのときに、子供がこんなに問題なことをやらかしまくっていたら、私なら切れて、子供を怒りまくってしまうかも…。子供の良いところなんて見えなくなってしまうかも。
やっぱりこのお母さんはすごい!って思う。実際のエジソンの母もこんなだったんだろうか…。
最終回の展開は、賢人がかわいそうでちょっと泣けてきた。でも、その後の鮎川先生のハッスルぶりはちょっと違和感があったりして…。
人は誰しも間違いを犯すもの、大目に見てあげることも必要…でも、取り返しのつかない間違いもある。そんな間違いを犯してしまい、後悔する賢人の気持ちがね・・・。
でも、最後に小学1年生とは思えない素晴らしい発明をしていて…。やっぱり天才なのか?
その他色々な人々の行く末についても気になったけれど、ここで終わりにするのがいいのかも…ね。
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