感想メモ

2008年03月05日(水) フルスイング

 NHKの連続ドラマ『フルスイング』…ようやく全部見られた。このところ忙しくて、すべてのドラマが1週以上遅れになっている…。

 実在の人物、高畠導宏先生をモデルにしたドラマ。

 30年間続けたプロ野球で教える仕事を解雇された高林先生(高橋克実)は、教員免許を取るために教育実習をし、先生になることを決意。実際に高校で教壇に立ち、1年間指導したのち、すい臓がんに侵されていることを知る。闘病生活をしたものの亡くなり、学校葬が行われたところまでを描いていた。

 毎回1話完結のような形で話が進む。教育実習では、一言も話さなかった生徒の心を開き、教壇に立ってからも、問題のある生徒に誠意で接し、生徒たちの心を開いていく。教育実習から先生の面倒を見ていた古株の天童(里見浩太朗)や同じ3年4組の担任の時任(吹石一恵)、野球部顧問の阿倍(萩原聖人)や英語教師の太田(塚本晋也)などの心をも変えていくのである。

 生徒たちに夢の大切さを説き、荒れがちな生徒にも将来の希望を持たせ…とにかく毎回が感動の連続だった。

 最終回では先生の闘病生活はほとんど描かれなかった。けれど、奥さん(伊藤蘭)や息子さん(川口翔平)の気持ちとかも痛いくらいに伝わったし、学校葬で学校に訪れた2人に対し、先生方が、高林先生のことを語ってくれたシーンは号泣。特に卒業式は…。苦労した生徒たちからの感謝状、うれしかったことだろうなぁ…。

 最後のホームルームでは気力の大切さを説いた高林先生。必ず帰って来ると約束したけれど、その5週間後に亡くなってしまった。最後は立っているのも辛かったのに、気力で笑顔を見せ、生徒たちを送り出すまでがんばったんだなぁ…。

 出演している人、みんな、演技も上手で、見どころのあるドラマだった。

 高畠導宏先生のご冥福をお祈りいたします。

↓原案となった本


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ゆうまま [MAIL]