感想メモ

2007年01月14日(日) 2006年本のベスト・テン

 毎年恒例、独断と偏見の2006年本のベスト・テン。

 2006年の読書総数は93冊、本が60冊、月平均読書数は7.7冊、本の平均が5冊だった。この中の本も、実のところ、話題の軽くて漫画つきの本なんかが多く、どこまでを本に含めるのかも微妙なところ。

 色々とあって、夏頃、本を読むどころじゃなく、精神的、物理的に本を読むのが難しくて、ひと月くらい本を読めなかったし、読んでもペースが遅くて1冊読むのにすごく時間がかかってしまったり・・・。

 そんなわけでこのランキングに入れるべき本自体がほぼ10冊しかなく、ベスト・テンも何もないような気もしたりしている。本来なら入らないだろう本もあると思う。

 今年の特徴は、何と1冊も外国人の書いた本を読まなかったこと! これは今までで初めてのような気がする。大学生の頃などは、日本の作家の本は全く読まなかったのだが、最近は日本の作家で面白い人と感じる人のものを読んだりしている。2007年は外国の本も読みたいものだ。

 では、2006年本のベスト・テン。

1:讃歌 篠田節子 8月
2:あの日にドライブ 荻原浩 1月
3:ミーナの行進 小川洋子 10月
4:凍える牙 乃南アサ 6月
5:砂の女 安部公房 12月
6:きみの友だち 重松清 2月
7:赤い指 東野圭吾 12月
8:貴婦人Aの蘇生 小川洋子 12月
9:決定版 男たちの大和(上)(下) 辺見じゅん 3月
10:押入れのちよ 荻原浩 9月

 以上。
 
 前から好きだった篠田節子が1位。この人の作品も読もうと思えるものとそうでないものの差はあるが、大体どれも面白い。

 最近凝っている荻原浩と小川洋子の作品が複数入ったけれど、本の冊数が少ないので入ったような気もする。

 乃南アサ、東野圭吾は前から割りに好き。乃南〜の方はたまにどろどろしてそうで読みたくないけど。

 2007年はもう少しきちんと本を読みたいもの。やっぱり最近軽い本が増えているし、そういうのが話題になっているから、ついついそういうものばかり読んでしまう・・・。


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