感想メモ

2007年01月13日(土) オーロラ

ニルス・タヴェルニエ監督
 あまりよい評判を聞いていなかったのだけれど、チケットを義弟よりいただいたので、見に行くことに。

 評判通り、ストーリーがイマイチか・・・。でも、お城や城の庭、森などの映像がよい。さらに出演者の顔が美しい・・・。

 オーロラ役の女の子マルゴ・シャトリエはパリ・オペラ座バレエ学校に通う子。顔でオーロラ役に選ばれたようだ。パンフに寄ると、年によってはオペラ座に入れるのは1人だけというときもあるので、まだオペラ座に入れるかもわからないし、その他の道も模索中のようである。この子なら女優の道もありそう。まだ16歳なのに、すごく大人っぽいし。

 ニコラ・ル・リッシュは画家の役で出ているのだけれど、踊りのシーンは少ない。マルゴ・シャトリエは、普段ならありえないだろうニコラ・ル・リッシュと踊ることができて大感激だったそう。それはそうかも・・・。

 踊りに関しては、庭などでバレエシューズで踊るシーンがほとんど。よくこんな庭で回ったりできるな・・・とちょっと変なところに感心した。

 様々な国の踊りでジパンゴ王国(確か)という王国の踊りがあるのだが、これは多分日本をイメージしているのだとは思うけれど、踊りが全く日本っぽくないというか、いや、これが日本だと思われていたらいやなんだけど・・・とちょっと思った。後ろで見ていた子供が笑っており、シリアスなシーンなんだけど、子供が笑うのも頷ける・・・と思った。

 雰囲気を楽しみたい・・・という人にはなかなかに面白いかもしれない。でも、踊りもストーリーも中途半端なので、その辺を覚悟して見るのがよいかも。


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