感想メモ

2004年04月20日(火) クライマーズ・ハイ  横山秀夫


横山秀夫 文藝春秋 2003

STORY:
北関という地方紙の記者をしている悠木。御巣鷹山に日航のジャンボ機が落ちて500人以上の死者が出た夏を回想しながら、同時期に亡くなった友の慰霊のために、友の息子とともに衝立岩の登頂に挑戦する。

感想:
 かなりのベストセラー小説で、借りるまでにもずいぶんの時間がかかった。横山秀夫の本は初めて読んだ。

 感想は・・・重い・・・というか、男の世界って大変だなーというのが一番だった。これでもか、これでもか・・・というくらい、圧力を受けつづける男。派閥みたいなのがあったり、過去に行ったことに対する負い目であるとかがそれに追い討ちをかける。自分の落ち着ける先であるはずの家族ですら、それまでのすれ違いでうまくいっていない。どこにも身の置き所がないような、そんな気分になりながら、大きな事故との格闘・・・。

 男というのは大変だなーと改めて思うのだった・・・。すごいプレッシャーだ。とにかく重たい作品だったな。女が読むより、男が読んだ方がきっとよりいっそうわかるような気がした。

 ちなみにこの事故があった当時は私は中学生だった。中に子供の会話が出てくるのだが、「タッチ」のあと「(小公女)セーラ」を見て・・・という台詞。懐かしいなと思った。私もその組み合わせでテレビを見ていたんだ・・・。そうか、あの頃なのか・・・という実感がさらに沸いた。


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