夕菜の日記
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夕菜



 悲劇のちびちゃん
2004年05月14日(金)

ちびちゃん4歳男子…末っ子。
甘えん坊。
悲劇のヒーロー。

自分は「ば〜か!」などキメの台詞をよく言うが
人から言われた日にゃぁ〜、この世の終わりかと思うくらい悲しむ。

自分はついつい人のことをぱちっ!と叩いたりしてしまうが、
人からされると、この世の終わりかと思うくらいつらく感じる。

父親をライバル視するお年頃なので、ちょっとしたことで「とうさん嫌い!!」
遊びの延長がちょっと激しくなったとたんに「とうさん悪い!!」

はぁ〜
ちょっと前までは、物も言わずにぷくぷくしていて、
肩車なんぞしてやった日にゃぁ〜大喜びで、にいちゃんとちびちゃんで
父さんを取り合っていて…
母さんとお風呂にはいろうよ〜!と誘っても

「父さんと!!」といい続けていたというのに…。

懐かしい過去だねぇ〜。

…というわけで、
きっと父さんは寂しい。
けど、父親らしくどっしりがんばろう!と思うのか?!無意識なのか
妻には優しく子どもたちには厳しい(笑)

だから、余計にライバル視して反抗的態度をとってみたり♪
ほ〜っほほほほ。
まさにエディプスコンプレックスですなぁ〜。

私がお風呂に入っている間にも
ちびちゃんの号泣する声が聞こえたかと思ったら…
お風呂場の前で号泣の声は止み…
私が出てくるのをじ〜っと待っている気配がしておりました。

んまぁ〜

ドアを開けたら「何っ?」「寒い!閉めて!」とか言われると思ったのか
どうなのか…待ってましたね(笑)

で、私がお風呂から上がったとたんに、ぽろぽろと涙をこぼして…抱きつきます。
かわいいっ♪

わかっているけど聞いてみるとね〜
「とうさんがね〜とうさんが…


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そうなのか…そうなのかぁ…イヤだったねぇ〜 (うなづくちび)
どこをぱちぱち? (指さすちび)
そうなのか…そうなのかぁ…ひどいねぇ〜 (うなづくちび)
とうさん、謝った? (うなづくちび)
そうかぁ…謝ってくれてんねぇ。

もう〜とうさんに、ぱちぱちしたらあかん!!って怒っとくわねぇ。
なんで、そう…なったんかなぁ?

と、ここまで受容するとちゃんと言えるちびちゃんなのだな。
「えっとね…とうさに、ばか…言うた」

あらぁ〜…また?また馬鹿!!言うてしもたん? (うなづくちび)
謝った?  (首を横に振るちび)
じゃぁちびちゃんも謝る? (うなづくちび)
一緒に行く? (うなづくちび)

そして父さんの近くに行って「ばかいうてごめん…ね…ううううっ(T_T)」

……。まだ泣くほどつらかったのね?!

軽くほほえんで頷くだけの夫だったので、まだ泣きつづけるちびちゃん(^^ゞ
夫に聞こえるよう〜に
「とうさん、いいよ〜って言うてくれるかなぁ?聞いとこっ!」と言って
ちびちゃんを泣きやます。

静かになったところで「いいよ!歯磨きはしないとあかんもんな♪」と言われる。
ふ〜ん…歯磨きせずに寝ようとしていたところを何か言ってもめたのね?!

というわけで、歯磨きをして寝よう!
遅くなったぢゃん〜ちびちゃん!!

にいちゃんはもう熟睡中。もう21時半だもんね。
母さんも!と言うのでお布団に一緒にはいり…
全然眠くなかったからずっと目をあけて添い寝。
やることはいっぱいあったしね♪

……。

うそでしょ?
なんで?なんで?こんなに明るい朝なのだ(-_-;)

…というわけで、久々に私の夜の時間はなくなってしまったのでありました。

あ…
ちなみに自称「ぱちぱちにされた」ちびちゃんは
どこも、少しの赤みすらございませんので、ご安心くださいませ(^O^)

その直前に「何を寝たふりして知らん顔してるの!こっち向きなさい!」と
ちびちゃんのあごをぐいっと上に向けさせたら、力はいりすぎたのか
「いたいぃ〜いたいぃ〜いたいぃ〜いたいぃ〜」と
あごを押さえて連続で訴えてすすり泣いており…
かあさんも「ごめんねっ!」と言いましたっけね(-_-;)

連続でかなり悲劇でしたね〜ちびちゃん。

明日は泣かなくてもいい、ちっとも痛いことがない日でありますように。


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