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終わりなき戯言
ネスタッチ
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2009年05月30日(土)
【雑文】徒然と・・・29。

○戯言No.974

またも半月近くぶりの更新になってしまいました。

まあいつものことなのでさほど驚くことでもないのですがね(^_^;

と軽く開き直ったところで、

モンテとバルサを絡めつつ、大きな訃報をメインに今日の戯言を・・・


【モンテディオ山形失速】
4月が出来杉くんだったといえばそれまでなのですが、
5月のリーグ戦では3敗1分け。ナビスコカップも1勝1敗と急ブレーキ。

じわりと順位を下げ12位。
古橋、レオナルド、北村、園田とここまでチームの好調を支えてきた面々が
怪我で離脱。(みんな全治3週間程度らしいです・・・)
そのおかげで廣瀬や坂井といった若手に出番が与えられているのはいいことだとは
思いますが、やっぱ資金面からくる選手層の薄さは否めません。

まあ順当といえば順当の位置ではあるのですが・・・
順位とともにホームゲームの来場者も減少傾向なのが気になるところ。

ちょうど、代表戦の間のインターバルに入りましたので、
怪我人も6月20日のエスパルス戦には戻ってくるでしょう。
このインターバルでしっかり立て直して欲しい。

【FCバルセロナ3冠達成!】
さて、週半ばの27日早朝。

もう様々なところで話題になっているので今更感が漂うのですが

なんつってもエトーの先制点が全てでしょう。
あれで波に乗れましたこの試合、初めてイニエスタが前を向いて
ドリブルを開始したところからのパスを受けての鋭い切り返してからの
シュートは見事でした。プレミアの最優秀DFとも言われるヴィディッチを
完璧に振り回してのゴール。

その後は、もうフィエスタでしたね。
イニエスタ、シャビ、メッシのトライアングルは完璧に中盤を支配。
この3人がボールを持ってるうちは、獲られる気しなかったですもの。
それにしてもあの吸い付くようなトラップとその後のボールの置き所は
見事としかいいようがありません。
かなり強いパスが通っても何事もなく足下に収め、相手に獲られない場所に
置いてしまう。そこからの反転も素早く、キャリックもアンデルソンもパクも
何もできませんでした。

DFでは、ピケがスケールの大きさを見せました。きっとファーガソンも
悔やんだことでしょう。トゥーレもすっかりCBが板についてきました。
カピタンの頑張りも凄かったなぁ。あわやゴールというところまで
迫りましたし、粘り強い守備も健在でした。
感動的だったのはシウビーニョ。号泣してましたね・・・
アビダルの出場停止がなければ出場もなかったでしょうし、
ケイタを左SBでという噂すらあったくらいですから・・・
フル出場で頑張ってました。ベテランらしい安定感を見せてくれました。

3冠達成おめでとう!
就任1年目のグァルディオラがまさかここまでやるとは思いませんでした。

勝利と試合内容どちらも完璧のシーズンでした。

【訃報】
さて、ここからが今日の本題。
戯言でも話題にした100巻超の長編小説。
グインサーガですが・・・
未完の大作になってしまいました。
作者の栗本薫さんが膵臓癌のため26日死去なさいました・・・

バルサの優勝を見届けた後、新聞を読んでその記事をみつけ
あっという間に喜びがさめていったことを覚えています。

ネスタッチは足かけ15年近くグインサーガを読み続けてきました。
ここ数年遠ざかっていたのですが、最近になり続きを読んでいたのでした。
つい先日最新刊まで追いついたところだったのに・・・

代わりの作家が書くという訳にもいかないでしょうね。
栗本さん自身がどう収束していくのかまとまっていたとも思えないですし、
誰が書いても各方面から「栗本さんとは違う」という批判は免れないと思います。

貯金というか、もうすでに書き上げた分が3冊ほどあるらしいです。
現在の最新刊が126巻ですから、129まではある。
そして130も書きかけのものがあるらしいです。
そこまでは早川書房も出すと言ってますので、そこまでを楽しみに待ちたいと
思います。
我が子にも等しい作品群を完成させられずに
逝ってしまった栗本さんはさぞかし無念でしょう。

ご冥福をお祈りしつつ、改めて彼女の作品を読み直してみたいと思います。