<今日の更新> ○戯言No.922
今、終わりました。 寝覚めのいいスペインの勝利でした。 終わってみれば3−0の圧勝。
ですが・・・
前半は押し込んでいたもののそれほどいいとは思えなかったのです。 ポゼッションもロシアの方が上でした。 流れが少しずつスペインに来るのは前半も残り少ないという35分過ぎ。 ここまで4得点でトップスコアラーのビジャがFKを蹴ったときに足を 痛めてしまいます。 代わりに急遽投入されたのがセスクでした。 皮肉にも、2トップから1トップになり、セスクが中盤でボールを 捌き始めてから攻守に圧倒しました。 シャビが若干下がってセナとダブルボランチを組み、トーレスの後ろに イニエスタ、セスク、シルバが並ぶ感じ。
セスクを中心に攻め込みながらもなかなか先制できない展開で前半終了。
待望の先制点は後半5分。イニエスタの高速クロス(もしかしたらシュート)に 2列目からキレイに飛び込んだシャビがきっちり合わせて先制!
輝きを増すセスクは右に左に、中央に見事なまでの司令塔ぶり。 21歳という年齢を忘れてしまうくらいの落ち着き払ったプレイ。 結局、その後2点を追加するんですがどちらもセスクのアシストでした。
アラゴネスの采配は、結果論からいうと当たったんでしょうけど どうにも納得いかなかったなぁ。あれで逆転負けでもくってたら 相当批判されてもしかたなかった。
残り20分くらいある中での2枚替え。 まあ前半から鬼のように走っていたシャビをX.アロンソにするのは分かるんです。 運動量はそれほど落ちたようには見えませんでしたけど。 ただ、チャンスを決めきれていなかったとはいえ、鋭い突破を繰り返して いたトーレスを交代したのが?でした。
もう少し後でもよかったのでは・・・とも思いました。 解説の岡ちゃんも?みたいでした。
たしかに、ケガ人が出るかもしれないし延長に入るかもしれない状況でしたから。
まあ結果から言えば、トーレスに変わって投入されたグイサが2点目を 叩き込むんで、結果オーライっちゃぁそうなんですが、あそこまでの リスクを背負うのは怖いなと思いました。 でもまあ結果オーライ。
後半はポゼッションでも圧倒。前掛かりになったロシアをいなすように セスクが飛びだして中央に走り込んできたシルバのゴールをアシスト。
なにはともあれこれで20数年ぶりの決勝進出だそうで。 代表には興味を示さないスペイン国民も今大会はちょっと違う。
ドイツも上げ潮ですからタフな試合になりそうです。
決勝はあさってドイツvsスペインのカードになりました。 ビジャの状態にもよるんでしょうけど、セスクは最初から見たいなぁ。
セスクvsシュバインシュタイガー。若きMFの対決も見物です。
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