<今日の更新> ○戯言No.841
今日は、昨日の予告通り21節オサスナ戦 22節ラシン戦のレポを。
21節 22節
21節 オサスナ戦 @レイノ・デ・ナバラ オサスナ 0−0 バルセロナ ネスタッチ的MIP:ミロセビッチ いやはや強いのなんのって・・・なんで交代したのか分かんないけど、 後半終盤に彼が下がったときはホッとしたよ。 この試合のミロセビッチはボールがしっかり収まって、手がつけられません でした。彼の周りを効果的に動くソルダードもよかったけど。
スタメン FW:エスケーロ サビオラ ジュリ MF:デコ シャビ 底にマルケス DF:ザンブロッタ プジョル エジミウソン オレゲール GK:バルデス サブ ジョルケラ ベレッチ ジオ モッタ イニエスタ グジョンセン エトー
エトーがついに招集メンバーに!!お帰りなさい! まあ出場が最後の5分では見せ場も多くはなかったけど、 「試合に出た」という結果が大事。 ここのところ最終ラインで軽率なミスが目立っていたマルケスを中盤の底に、 マルケスよりも高さが期待できるエジミウソンを最終ラインにと少し いじったことがどう出るのかにも興味を持ちました。
さてエトーが帰ってきたことを喜んでばかりもいられなかったのがこの試合。
オサスナ。 序盤こそ、監督が代わった影響もあり出遅れ感はありましたが、 エースのR.ガルシアが精神的にも大きく成長。ソルダードが得点力を 開花させてからは昨年のような強さが戻ってきました。 まず、守備が粘り強い。出足が早い。 バルサがバルサらしいパス回しをさせてもらえませんでした。全くといっていいほど。 MIPにもあげましたがミロセビッチの出来が素晴らしかった。 プジョル・エジミウソンを向こうにまわし、きっちりボールを収めて ソルダードや2列目にはたく。クロスには競り勝ってヘッド。 ホントに怖かった。ソルダードも好調をキープ。衛星的な動きで バルサDF陣を翻弄。 バルデスの好守でなんとか凌ぎきったという形。
攻撃面ではやっぱり大事をとって帯同しなかったロニーの穴が大きかった。 エスケーロは頑張っていましたけど、やっぱり役不足感は否めなかった。 それならグジョンセンを出した方がよかったんでは??って思いました。 サビオラは相変わらずキレのある動きで決定機を迎えてましたが、 不発でした。
さすがに終盤疲れからオサスナのプレスが甘くなった辺りで ようやくバルサらしいプレイが出始めましたが時既に遅し。
正直、負けなくてよかったと思いました。そのくらいオサスナの出来が よかったです。
マルケスとエジミウソンの交代はまずまず機能していたように思います。
22節 vsラシン・サンタンデール戦 @カンプ・ノウ バルセロナ 2−0 ラシン・サンタンデール 51分 ロナウジーニョ(FK) 67分 ロナウジーニョ(デコ/FK) ネスタッチ的MIP:ロナウジーニョ 久々にロニーらしい動きでした。コンディションが戻ってきたかな と思わせるプレイが随所に。
スタメン FW:ロニー サビオラ イニエスタ MF:デコ シャビ 底にマルケス DF:ザンブロッタ プジョル エジミウソン ベレッチ GK:バルデス サブ ジョルケラ オレゲール ジオ モッタ ジュリ メッシ エトー
ついに・・・ついに・・・ メッシも帰ってキタ━━━━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━━━!!
実況の話だと、メッシの方がエトーよりもコンディションはいいようです。 怪我したとこが足の親指と、膝という違いもあるようで、 エトーはこれからも様子をみながら完全復帰をねらっていくような スタンスらしいです。メッシはもうフルでもプレイが可能なようですが、 今日は様子見で途中出場。
2人がアップを始めただけで会場が凄い騒ぎになってました。 厳しくも、暖かいソシオだらけのカンプ・ノウはいいなぁと思いました。
さて、試合。 前節はオサスナの強烈なプレスの前にバルサらしいサッカーができなかった のですが、今日のラシンは意欲はあるようですが、カンプ・ノウということも あり、オサスナとは比べものにならないくらいのプレスでした。
となれば自由にパスを回していつ点が入ってもおかしくない状況が 前半から続きます。そんな中でロニーがデコがイニエスタが目立っていましたが、 ネスタッチに一番強烈に目についたのがマルケス。 ここ数試合、ボランチに入ることが多いマルケスですが、 今日はプレッシングが甘いこともあり、のびのびと自慢のロングパスを左右に 散らしていました。 まあこれは言い過ぎですが、グァルディオラを彷彿とさせるような散らし。 この試合くらいのプレスならばイニエスタやシャビが底に入ってもよさそう でしたが、今日のマルケスは◎でした。 少なくともエジミウソンよりはパスの精度が高い。
しかし、散らせど、振り回せど、なかなかゴールをこじ開けられない もどかしい展開。最後の局面までは美しくボールがつながるんですけど あと一歩が前半は出ませんでした。
前半はブーイングの中終了。(この辺シビアですよね)
しかし後半ロニーが目覚めます。 本日2度目のFKのチャンス。一度目をふまえてきっちり修正。 鋭い弧を描いてネットに吸い込まれました。
こうなるとカンプ・ノウはお祭りムード。 しかし・・・サビオラ、ジュリ(イニエスタと交代)といったところが抜け出して 決定機を迎えますが、敵のGKのふんばりでなかなか追加点を上げられません。
となると、カンプ・ノウは必然的にメッシやエトーを欲する訳です。 そんな中ピッチサイドに立つのは リオネル・メッシ。(サビオラと交代)

盛り上がるカンプ・ノウ。 できればもっと楽な局面で送り出したかった・・・ というライカールトの意図を汲んだかのように ロニーがまたやってくれます。 メッシ投入直前のFKのチャンス。 デコの蹴った鋭いFKに豪快に飛び込んで今日2点目!!!
2点目が入ったことでますます楽になったバルサは自由にパスをまわし、 ラシンゴールを脅かします。 ジュリがジュリらしく(?)2度の決定機を外すなど 残念な場面もありましたが、ほぼバルサペースの試合でした。 メッシは、時折らしいプレイは見せましたが、試合感という面では 物足りなさが残ったかな?でもまあ出場したことが大きいかと。
ラシンはジギッチ(202cm)とムニティス(167cm)の凸凹コンビがそろって出場停止 なのが痛かった。この2人がいればあるいはどちらかがいれば また違った展開も望めた気がしますが・・・
結果は2−0でしたが、内容では完勝でした。
<<次節展望>> 次節は一時期の低迷期を脱し、(アルベルダ復帰が大きかった) ここのところ復調しているバレンシアとのアウェイ戦。 決して相性のいい相手ではないので難しい試合になることが予想されます。
特にビジャが天敵です。特にバルデスは顔も見たくないはず。 でもここらで苦手意識を払拭しておかないととも思います。
バルサも主力のコンディションが上がってきたところなので、 面白い試合が期待できるのではないでしょうか。
ガンバレ!!バルサ!!!!
最後にちょいと気になった話題を・・・
「41歳ロマリオ、10分余でハットトリック」
さすがですねぇ。ロマーリオ。 健在ぶりをアピール。こういうところは感覚的な問題なんでしょうね。 好きとはいいがたい選手ですが、凄いとは思う。
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