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終わりなき戯言
ネスタッチ
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2006年12月03日(日)
【サッカー】最終戦。

<今日の更新> ○戯言No.812

さてさて、ようやく雪が降ってきました。
山形にも本格的な寒さ&雪が到来です。

昨日は、予告通り仕事そっちのけでモンテの試合を見に行ってきました。
そのおかげで今日は仕事だったわけですが・・・


でも、いってきた甲斐がありました。

モンテディオ山形 5−1 水戸ホーリーホックス

レアンドロ 佐々木 宮沢 木村 秋葉
全て違う選手がゴールを決めるという今期ホームでの最多得点での勝利。


でも、お目当てはなんといってもミスターモンテディオ高橋健二でした。
健二が引退するっていう試合でもなければ、ネスタッチもいかなかった
かもしれないくらいのすさまじい天気。
寒い上に、雪ではなく雨っていう最悪の天候状況の中の試合でした。

まあこの季節に山形の屋外での試合を見に行くってのはよっぽどの
物好きのすることなんですよ。現実派の山形県民にとっては。
その物好きの1人になってきました。
いかざるを得ないですよ。ミスター&鉄人の引退ですもん。


4点目が入ったのは後半20分過ぎ。もう試合の趨勢は決まった感がありました。

スタンドは早く健二を見せろとばかりに「ケンジ」コールが・・・

まあやりすぎ感はあったにしろ、早く出さない監督も監督。
スタジアムの空気や雰囲気読もうよ・・・

結果は5−0でしたが、それよりも健二や太田の姿を目に焼き付けようという
思いの方が強く、冷たい雨が降る中、多くのサポーターが残りました。

セレモニーでは監督のあいさつ、選手会長のあいさつの後に、
引退する2選手のあいさつがありました。

そぼ降る雨の中家族から花束を受け取りあいさつをする2人。

太田選手は、自分の思いを語った後、
「自分はこのようにみなさんの前で話す機会をもらいましたが、
 竜太、祐太朗、ウジ、タカバ、そしてジョンミンという一緒に
 戦った仲間がいたことを忘れないでください。」
という戦力外になった5選手のことを気遣うコメントに涙があふれそうに
なりました。

健二は、あいさつの途中で声をつまらせ、涙をこらえてのあいさつでした。
地元でサッカーができた喜び、サポーターへの感謝の気持ちがものすごく
伝わってくるいいあいさつでした。

その後、2人はスタンド前を一周。
近くに来たときに、柵越しに手を伸ばすと、しっかりと握手してくれました。
健二には「ありがとう」と伝え、太田には「お疲れ様」と伝えました。
2人とも「ありがとうございました。」と丁寧に応えてくれました。

サポーター1人1人との別れを惜しむかのような一周。

涙があふれそうになりました。

その後、跳んだりはねたりしていたコアサポの前で、騎馬戦のように
上に上げられた2人はこらえきれずに涙を流していました。

寂しいけど、新たな旅立ちです。

2人の第2の人生に幸あらんことを祈ります。

また戦力外となった5選手の新しい地での活躍を期待して止みません。
(ただモンテに手ひどい恩返しだけは勘弁してね(^。^)

結果には満足はできないけど、モンテディオ一年間お疲れ様。そしてありがとう。
来年も頼むよ。

ひとまずの小休止。
ここからつらいつらい契約問題が始まりますが、経営上の問題もあり
どうなるかわからない状況です。
まずは、ある程度の主力はキープしつつ高卒や大卒の若手を育てる
方向になりそうです。

とりあえず、エースのレアンドロ、最終ラインの壁、レオナルドの
ブラジル人コンビ、そして臼井、勇人の右サイドの引き留めに全力で
取り組んで欲しい。