<今日の更新> ○戯言No.791
今節は、バルサはセビージャとの試合があるんです。 リーガ開幕前に、一度スーパーカップで苦杯をなめているだけに リベンジに燃えていて、今期のセビージャは絶好調ということも あり、とても面白い試合になるはずなんです。 ところが・・・LFP(スペインサッカー連盟)とセビージャとの 間で放映権の問題が解決しないため、セビージャの試合は、ダイジェスト すらも流せないんだそうです。(T.T) 何でもめているのかは分からないんですけど、一日もはやく解決 することを祈ります。
バルサにはここが正念場。 リーガは今週が、セビージャ。来週がレアルとの宿命のクラシコ。 間にCLのチェルシー戦。なんとも強豪との連戦が続きます。 それに耐えられるだけの人材がいるとはいえ、怪我にだけは注意してほすい。
ということで、仕方なく今節はヘタフェvsレアルの試合を見ているんですけど、
ヘタフェいい!
ワールドクラスと呼べる選手はいないけど、まとまっててやることが明確。 昇格一年目に、キケ・フローレス(現ヴァレンシア監督)に率いられて 残留を果たしたころは、堅守速攻のチームでした。 昨期からシュスターが率いて、2年目のシーズン。 リキ、ガビラン、ペルニアといった主力選手を放出したものの、 それでもレアル相手に試合を通して押し気味にゲームを進めました。 攻守の連動性が高く、常に数的優位を作り相手を自由にさせない。
最後のところでエースのリキがいなくなったので決定力という 面では物足りないところはあるものの、ボールも1タッチ2タッチで うまい具合に回っていたし、決定的なチャンスを作り出していました。 左サイドのレドンドが効いていたかな。
対するレアル。レジェスが怪我、S.ラモスが出場停止 スペクタクルのかけらも見せられませんでした。 先発したカッサーノにいたってはいてもいなくても同じでしたし。 レジェスが出ていると、もっとダイナミズムがあったような気がしましたが、 代わりに出た割には何も流れを変えられず、後半頭には下げられる始末。
後半15分に、セットプレイからヘタフェが先制すると、 レアルの意地の猛攻が始まりますが、結局、個人頼みのプレイに終始。 流れるようなパスワークは最後まで見られませんでした。
さて、今シーズン初黒星を喫したレアル。 次節はベルナベウでのクラシコですから、今日のような不甲斐ない戦いはできないはず。 ということで、バルサにとっては今日の試合はなんの参考にもなりませんが、 まだ組織として機能していないのだけははっきりしました。
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