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終わりなき戯言
ネスタッチ
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2006年10月09日(月)
【S-League】ネスタッチBARCA SPORT Vol.8

<今日の更新> ○戯言No.788

強豪ひしめくLegasで首位を走る我がバルサだが、サポーターは
満足していないようである。
確かに守備陣の頑張りで負けないという結果を残しているものの
最後の詰めが甘く得点が少ないのである。

前線からのプレスが効いているので、守備がうまくいっているのは
あるにしろ、中央のコラーが前線で脅威とはなっていないというのが
大方のソシオの見方のようである。

第6節 vsにゃんこPSV(Away)
PSV 0−1 ネスタッチバルサ
得点 ファルファン

キレていたのは得点をあげたファルファン。
右サイドを突破し、チャンスメイク。しかしそこからのクロスが課題か。
コラー、エッシェン、デコのプレスはこの日も絶好調。
最終ラインの負担を軽減させていた。

結果的にCKからのファルファンの得点を守りきって逃げ切ったが
得点力不足は深刻だ。
今後、どのように手持ちの駒をつかっていくのか監督の采配に注目が
集まり始めている。

第7節 vsBMローマ
ネスタッチバルサ 0−0 BMローマ

今節も同じ布陣で臨んだネスタッチ監督。日増しにイブラを待望する
声は高まっているが、コラーの守備での貢献は捨てがたいということか。
ポゼッションも高く、前節よりもいい形を作れていた我がバルサ。
しかし、浮き球パスにとびこんだデコのシュートはカメニのスーパーセーブに、
DFから奪って放ったスタンコビッチのシュートも枠外と決めきれない展開。

結局、ボールを支配しながらも決定力を欠きスコアレスドロー。

この日もファルファンは好調で、右サイドを幾度となく突破。
終盤に投入されたイブラヒモビッチもまずまずの動きを見せアピール。


ファルファンの談話
「調子はいいよ。ただ、クロスについては精度をあげていく必要がある。
 スピードは通用することが分かったので、これからもっと練習していく。
 (Legas初ゴールは?)うれしいね。勝利に結びついたのも最高だ。
 これからもチームに貢献できるように頑張るよ。」

ネスタッチ監督の談話
「動きは悪くない。形も作れている。得点力についてはこれからだろうと
 思っているよ。まだまだ序盤だからね、焦らないでいきたいと思う。
 ただ、そろそろいくつか試してみたいことも出てきたからローテーション
 も考えていこうと思うよ。」

初めてスタメン変更を示唆したネスタッチ監督。
序盤とはいえ、得点が少ないことは監督の心にも変化をもたらしたのか。
次節はポルト(Lpier監督)が相手。
ポルトガル人だけで固めたテクニカルなチームだ。
要注意はC.ロナウドか。快足と高速ドリブルで裏を突かれないように
注意が必要だろう。
ゲームメイクをするルイ・コスタとデコにどれだけプレスをかけて
ロナウド、パウレタにボールを回させないことにも配慮が必要。

勝ち点3をつかみ、前半最終節のチェルシー(つばさ監督)との一戦に
気持ちよく臨みたいところ。