もうダメかもしれません・・・(+_+) 戯言に何も期待しないでください<(_ _)> 書きたいことは山ほどあるのですが、暇がない・・・ ドラマのこと、音楽のこと、リーガも3節分もたまってしまいました。
ここ2・3週の休日は、平日の疲れを取るために、死んだように眠る日々を 送っています。
そんな中、ネスタッチを唯一慰めてくれるのが、リーガです。 好調バルサのおかげでなんとか正気を保っていられるような状況です。
簡易版でリーガ14節〜16節までをお送りします。
第14節「本物」 vsビジャレアル@エル・マドリガル バルサにとって鬼門ともいえる、ビジャレアルのホーム、エル・マドリガル。 CLにも出場していて日程的に厳しいこともあり、スタートでつまづいた 感があったビジャレアルですが、調子をあげてきている相手だけに いかに好調バルサといえど苦戦は必死でした。 今の好調バルサに対抗できるとすれば、リーガでは戦力的にいったら マドリーなんでしょうけど、バランスが悪すぎてダメ。 戦力的にも組織的にも対抗しうるといったら、やっぱりビジャレアル。 ここしかないでしょう。南米選手がどちらも多数在籍しています。 見ようによってはアルゼンチンvsブラジル。
さて、シャビの長期離脱を受けて中盤はどうなるのかと思ってみますと、 トップが左からロニー、エトー、メッシ 中盤は左にモッタ、デコ。底にエジミウソン。 最終ラインは左にシウビーニョ、右にオレゲール。真ん中にプジョルとマルケスといった布陣。 モッタの起用は驚きました。
試合開始から両チームの火花が散ります。ソリン、リケルメ、ホセ・マリ、 フォルランがいない代わりにはフィゲロアが中央に張る形。 どちらもパスワーク、プレッシングが見事です。好守の切り替えも 対するバルサも、3トップ、デコを中心にパスを回しますが どちらも最終ラインが頑張っていました。
試合が動いたのは、23分。 モッタが強引なドリブルから突破を図ろうとします。 そこで得たFK。キッカーはロニー。 ロニーの蹴ったボールは低くて速くて鋭いボール。 GKのビエラ、なんとか反応しましたが、キャッチまでは至らず、弾くのが精一杯。 弾いたところにいたのが、味方のCBペーニャでした・・・ ペーニャに当たったボールはゴールへと吸い込まれていきました。 なんとも悔しいオウンゴールでの先制点を許す形。 それだけロニーのFKに威力があったってことでしょうけど、ついていない。
先制点を奪ってしまえば、バルサのペースかなとも思ったんですが、 そこはやはりビジャレアル。 バルサに落ち着いたパス回しをさせません。 リケルメ、セナ、ホシコ、ソリンの4人が形成する中盤に、 ホセ・マリが下がってきて絡む攻撃は迫力十分。 リケルメがスゴイのはわかってましたけど、4人ともボールの受け方、 もらうまでの動きコンビネーションがばっちりです。 これで、前線にフォルランがいれば・・・ まあフィゲロアもいい選手なんですけどね。
バルサは先制点を取ったこともあり、無理はしませんが、 ここぞという場面でのスピードアップは欠かしません。 メッシ、エトーといったところが、常にDFラインの裏を狙っていて ロニーのパスを待っている感じ。 シャビの代わりに出場したモッタも守備ではリケルメをマーク。 攻撃ではロニーとのコンビでドリブルを見せるなどはつらつとしたプレイ。
後半も一進一退。 追加点は後半の17分。デコのミドルでした。 デコらしくDFに当たって若干コースが変わって、GKが反応しきれないというゴール。 これで勝負あり。 その後も両チーム攻めの姿勢は忘れず、戦いましたが、タイムアップ。
結果的に、難敵ビジャレアルを相手に2−0の完勝。 強さ、勢いが本物であることを改めて証明しました。 心配なのはモッタがまたケガしちゃったこと。 マルケスが終了間際に2枚目のイエローをもらって退場しちゃったこと。 デコが累積イエローで次節出場停止だと言うこと。
若干の不安を残しつつ次節へ。 <最終結果> ビジャレアル 0−2 バルセロナ 23分 オウンゴール 62分 デコ【BAR】 ネスタッチ的MIP デコ 攻守にバランスを取り、難敵を相手に活躍しました。 一時はファン・ボメルの方がいいんじゃないなんて話も出たそうですが、 いやいや、デコの地味ながらも献身的でクレバーなプレイはやはり バルサになくてはならないものです。
第15節「ノンストップ」 vsセビージャ @カンプ・ノウ 前節の警告で、デコ、マルケスが出場停止。 これでシャビもいないし、モッタもケガしたわけですから、中盤は緊急事態です。 3トップは左からロニー、エトー、メッシ。 中盤は、ガブリとイニエスタ、底にエジミウソン。 最終ラインは左にシウビーニョ、右にベレッチ、中央にプジョルとオレゲール。 守護神はバルデス。こういう布陣でした。 中盤に一抹の不安を覚えますが、イニエスタの奮起に期待して、試合観戦。 多分、イニエスタ、ガブリのところでどの程度ボールを落ち着かせられるか がこの試合の鍵を握るのではないかと思っていました。
対する、セビージャ。バティスタ、S.ラモスといった攻守の主力を レアルに持って行かれはしたものの、サビオラ、カヌーテといったところを 補強し、まずまずの試合を見せているチーム。
前半はバルサも押しているものの、なかなか崩しきれずに終了。 セビージャの守備での頑張りが光りました。それなりにセットプレイから チャンスも作ってましたしね。
試合が動いたのは後半開始早々でした。7分。 その直前にも左サイドのアドリアーノからの崩しでチャンスを作っていたセビージャ。 そのアドリアーノがベレッチを交わして低いクロス。これにとびこんだのが サビオラでした。 らしい飛び出しからのシュートでしたが、これはポスト。 しかし跳ね返りに詰めていたのがカヌーテ。 久々に先制点を許したバルサ。
カンプ・ノウで負けるわけにいかないバルサの猛攻が始まります。 20分。押しに押していて得たCK。キッカーはロニー。 低くて速いクロスはDFとGKの間でワンバウンド。 決して防げないものではなかったと思いますが、パロップが一瞬躊躇して 判断が遅れたのが致命傷。ファーサイドにいたエトーが押し込み、同点。
更に、ロナウジーニョ劇場、開幕でした。32分。 エジミウソンが速くて正確な縦パスを入れます。 前にはロニーとラーション。ロニーは受けると見せかけてスルー。 前を向いて走り出します。 ボールはラーションの元へ。ラーションはDFを背負いながらこれぞ ポストプレイというお手本のようなパスをロニーへ。 ロニーが前を向いてしかもある程度のスピードに乗っていたら DFは止められません。細かいステップを踏みながらDFを幻惑しつつ PA内に入った瞬間、パロップの位置を見て冷静に流し込みました。逆転。
結局、これが決勝点となり、バルサが見事逆転勝利。 厳しい展開の試合になっても勝ちきる強さを見せました。
気にしていた中盤でしたが、やはりデコ、シャビの穴は大きいかなと 思いました。もちろんイニエスタもガブリも頑張ってはいましたけどね。 特に、イニエスタは守備面でもねばり強く対応していました。 ガブリにしてもイニエスタにしてもここがチャンスなので頑張って欲しい。 <最終結果> バルセロナ 2−1 セビージャ 52分 カヌーテ 【SEV】 65分 エトー(ロナウジーニョ)【BAR】 77分 ロナウジーニョ(ラーション)【BAR】 ネスタッチ的MIP エジミウソン 決勝点となる縦パスを入れたところももちろんですが、守備面で 大きく貢献していました。いいところにいるんですよ。
第16節「不在でも」 vsカディス @ラモン・デ・カランサ
破竹のリーガ8連勝。今や盤石に見えるバルサに立ち向かうのはカディス。 ここ数試合勝てていないのですが、組織的なプレイは苦戦させられそうな 予感も漂うチームです。 きっちり守って、手数をかけずにシュートまでいくというのが攻撃パターン。
さてスタメン。なんとロニーもインフルエンザには勝てなかった。 帯同していないようです。まあ彼にとってもいい休養になるのではないでしょうか。
ということで、スタメンは トップが左からメッシ、エトー、ジュリ。 中盤はデコとイニエスタのコンビに、底にエジミウソン。 最終ラインは左には久々にジオ、右にオレゲール。中央はプジョルとマルケス。 守護神バルデスは変わらず。 こんな布陣でした。見所は、なんといってもロニーのポジションに入った メッシと、最近出番の減っているジュリがどこまで存在感を見せるのか。 というところ。あと控えにモッタが入ってたので、ケガがたいしたこと なかったようで一安心しました。 <前半> カディスは前半から飛ばします。激しいプレスでバルサも窮屈そうに球回し。 しかし、開始早々にメッシが見せてくれます。激しいDFをかいくぐって 左サイドを突破。低いクロスはDFがクリアしましたが、ワクワクさせてくれます。
試合が動いたのは32分。 スローインのボールを受けたイニエスタが3人に囲まれながらも、スルーパス。 これに絶妙のタイミングで飛びだしたのがジュリ。 飛びだしてくるGKアルマンドの上をふわりと抜く、美しいループシュート。 バルサ先制。
厳しいプレスから、チャンスも作っていたカディスだけに痛い失点でした。 抜け目なく得点を奪うバルサもさすがですけど、イニエスタにボールが 入った時点で止めておかなければならないプレイでした。
先制されて押し込もうとするカディスを軽く受け流すバルサ。 そんな展開が続き、前半終了かと思われたロスタイムでした。 一瞬のカウンターからバルセロナのチャンス到来。 PA内に侵入したマルケスが倒されて(少々ダイブ気味って気も)PK。 やり直しがあったもののエトーがきっちり決めて追加点。 <後半> 後半開始早々にバルサのビッグチャンス。 右に開いていたメッシが戻してデコ。デコはそのままPA内侵入。 軽くフェイントを入れた後、エトーにラストパス。 エトーはダイレクトでシュートを狙いますが、アルマンドがファインセーブ。 この後がすごかった。 このこぼれ球を拾ったのがメッシ。メッシは落ち着き払って寄せてくる DFを一人交わすと左足でエトーにラストパス。 今度はきっちり決めて3点目。
試合の行方はこれで決したようではありますが、バルサもカディスも 集中がとぎれることなく好ゲームが続きます。 カディスもそれなりにチャンスを作りますし、バルサもエトーが3点目を 狙いにいっている感じ。 カディスは最後のラストパスの精度がもう一つかなと思います。 そこまではかなりいい形で展開できているのに、最後の最後で パスが決まらない。決めきるFWがいないってのもありますけどね。
カディスのプレスが甘くなってくるとますますバルサの攻撃に拍車が・・・ ただ、アルマンドがなんとか凌ぎきってこれ以上の失点は防ぎました。 でもバルサの攻撃は美しいです。
結局、ロスタイムにカディスが一点返して3−1で試合終了
<最終結果> カディス 1−3 バルセロナ 32分 ジュリ(イニエスタ)【BRA】 45分 エトー(PK)【BAR】 48分 エトー(メッシ)【BAR】 90分 ミロサヴリエビッチ【CAD】 ネスタッチ的MIP エトー さすがの決定力。メッシ、ジュリとのコンビもばっちり。 ロニーが不在でもエトーが引っ張ってました。 W杯の時も彼がPK蹴ってればねぇ・・・ウォメも可哀想に・・・
気になっていたリーガレポ書き上げました。
書き上げてる間に、サンパウロが地球一になったようですね。 リバポーもチャンスはあったのにねぇ・・・
ところで、またCL決勝T一回戦でチェルシーと当たっちゃったよ。 楽しみではあるけど、決勝でもいいかなと思うなぁ。
|