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終わりなき戯言
ネスタッチ
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2005年06月27日(月)
【サッカー】コンフェデ。

<今日の更新> ○戯言No.604

メヒコvsアルゼンチン
個々のタレント的に見れば、圧倒的にアルゼンチン有利な
訳ですが、個の力だけでは勝てないのがサッカー。
ただし、アルゼンチンは個に加えて組織もビエルサ時代よりも
磨かれている気が最近しているので、正直アルゼンチンペースの
まま試合が進むだろうなと思ってみていました。

ところが、
メキシコ。スゴイですね。
気後れすることなく、自分たちのサッカーをやりきりました。
パスも回っていたし、しかけるタイミングもいい。攻守の切り替えも
素早く、DFもねばり強い。
本当にいいチームです。
この大会を通じてものすごく好きになりました。
以前は、それほど注目して見ることもなかったチームなのですが、
小気味いいサッカーはとてもテンポよく見ていて楽しかったです。

最後は、アルゼンチンの意地の攻めの前に同点に追いつかれ、
というかフィゲロアのヒールトラップ凄かったッスねぇ。
勝負強い。カンビアッソにしろフィゲロアにしろ、髪の毛が薄いのが
気にはなるけど、どちらもスゴイ。(^_^;

(同点ゴールのフィゲロア)

PKの末敗れたものの、メキシコの戦いぶりはこの大会を通じて
素晴らしいものだったと思います。
結果的にブラジルにもアルゼンチンにも“負け”てはいない訳ですから。
PKは運の部分も大きいですからね。

スポーツナビのコラムにメキシコという驚きっていうのが今日載っていて、
なるほどなぁと思いました。
そのコラムの最後の段落に日本とメキシコの共通点が挙げられて
いました。それを箇条書きにすると、
○メンバーのほとんどが国内組である。
○ディフェンス陣は、さほど背は高くない。
○前線に頼れる点取り屋がいない。
○攻守に連動性がある。
○前からプレスをかける意識が強い。
程度の差はあれ・・・とは言っていますが、なるほどと思いました。
とするならば、メキシコの戦いには日本にとって強豪国と戦う際の
参考になるプレイがいくつもあるはず。
そう思って見ると、またメキシコが一層近い存在に思えました。

ビバ!メヒコ!!

(写真はスポーツナビより拝借)