今週は仕事が立て込んでしまったということもあり, WOWOW加入者にも拘わらず,まったく更新できませんでした。
さて,昨日で一応グループリーグも全てのグループが残り一試合と なりました。 波乱,接戦。好ゲームが目白押しのさすが欧州選手権といえる試合ばかり。 徒然とここまでネスタッチが思ったことを書いていこうと思います。
<驚き> ギリシャ,ラトビアの躍進。 ギリシャは自慢の堅守速攻が見事はまって,ポルトガルには勝利を そしてスペインには価値ある引き分けを。一躍Aの首位。 最終戦はロシアということを考えても・・・ ラトビアは勝利こそあげられていませんが,死のグループの 主導権を握っていると思います。ラトビアに勝ちきれないチームは やっぱりつらい。 どちらのチームも組織がしっかりしていること,チームとして やるべきことがはっきりしていること。
<衝撃> 1.ロスタイムの衝撃。 フランスvsイングランド さすがジダン。FKは閃光ののようだったし,PKもきっちり 決めましたね。レアルではほとんどプレースキックを蹴らないので 久々に見た感じがしましたが,やっぱりすごい。
2.ニステルローイ! ドイツvsオランダ
 あの角度のないところから,ヴェアンスを背負ってしかもあのコースに, さらにGKはカーンということを考えても信じられないゴールでした。 相手が宿敵ドイツですから,どの試合よりも負けられない試合 だったはずです。
3.イブラヒモビッチ・・・(T_T) スウェーデンvsイタリア あの場面で,あのシュートを選択したのが凄い。運もあるだろうけど, やっぱり気持ちで押し込んだ感が強い。
<失望> 1.トッティ 昨日も書いたので,多くは書きませんが,主力の自覚を持って欲しい。
2.ポルトガル 最終戦がスペイン戦というのが救いではありますね。 どの試合よりもモチベーション高く臨めるでしょうから。 ホスト国として意地を見せられるか? でもスペインもギリシャと引き分けたとはいえ,チーム状態は 悪くないだけに,スペインが有利だとは思いますけど。
<安定> 1.スウェーデン 攻守のバランスが本当にいい。ラーションとイブラヒモビッチの2トップは いいコンビネーションを見せているし,そこに絡んでくるリュンベリも 好調。ギリシャやラトビアと同じでボールを奪ってから縦への展開が とっても早い。しかもボールを送った先にはラーション,リュンベリ, イブラヒモビッチといったタレントがいるのだからギリシャ,ラトビア よりも上をいくのは当たり前。
2.ソーレンセン(デンマークGK) イタリア戦での彼には神が舞い降りていました。 もともと安定感のあるGKだなぁとは思っていましたが,凄いGK だと改めて認識しました。 派手に飛び出したりするわけではありませんが,鋭い反応に加え, ハイボールにも安定したプレイは安心です。 さすがシュマイケルの後継者です。 ブッフォンとのセーブ合戦は見応えありました。
<希望> 1.ルーニー スイス戦の2得点で一躍イングランドのエースに名乗りを上げました。 若いだけに波に乗っていけばまだまだブレークするかも。 オーウェンがおとなしいのが寂しいですけど。
2.ロッベン 鋭い突破はオーフェルマルスを越えましたね。 チェコ戦でもキレてました。
3.カッサーノ トッティが出場停止の今,イタリアの希望です。 鋭い飛び出しでイタリア唯一の得点をあげています。 ブルガリア戦でも彼とアレの活躍でなんとか決勝T進出を 決めて欲しい。
<雑感> 「守りに入ったチームはすでに気持ちで負けている。」 そんな風に思いました。 スウェーデンvsイタリア然り,オランダvsチェコ然り。 イタリアもオランダも監督の采配が明暗を分けました。 守備的な選手をどんどん投入されて,勝つんだという気持ちに ピッチの選手がなるのかと思いました。 もちろん,「守りきる」ことも大事だと思います。 でも,どんな時間帯でも,相手に「追加点を取られるかもしれない」 と思わせるのも必要だと思うんです。
以上,ネスタッチのEuro雑感でした。 戯言No.459<了> BGM:ソウル限りなく,ピーク果てしなく BY.GLAY WOWOWのサッカーテーマソングです。 疾走感あふれる曲です。 この曲聴くとEuroを思い出すでしょう。 LUNA-SEAの「Tonigt」を聴くとEuro2000を思い出すように。
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