今日,壬生義士伝を返しに行ったついでにTSUTAYAで 次に見るビデオを物色していたんです。
改めて観たいドラマがビデオ化されてたわけでもなく, ビデオ化された新作はほとんどこの2週間で観てしまったので, 特に何もないなぁと思ってうろついてたんです。
「別に何もないなぁ。今日はまあいいか・・・」
そう思った時のこと・・・ スポーツコーナーにあったんです。
The Other Final(←クリックで公式ページ)
今年の3月だったでしょうか。東京や大阪では一部映画館で 上映されたというあの「最下位決定戦」のドキュメンタリー映画です。 ブータンvsモントセラト FIFAランキング206位vs207位の最下位決定戦です。
ドキュメンタリー映画はあんまり借りてきて観ることは ないのですが,初めて借りました。
サッカーというスポーツを通して,民族,宗教,伝統の 違う国の人が心を通い合わせていく様子がとてもよく描かれた 珠玉の作品だと思います。
どうしてもビジネスが優先されがちな派手な世界に見える 現在のサッカー界。 ベッカム一人の収入はブータンの国民の年収をあわせたものよりも 多いのですからね。
そういったサッカービジネスとは別に純粋にサッカーを愛し, 自分の国を愛し,そして相手の国を尊重する。
そんなスポーツの純粋で健全なところを思い出させてくれました。
サッカーファンなら観て損はないと思いますよ。 心が熱くなります。きっとサッカーしたくなります。 サッカーを見に行きたくなります。 そんな映画。 サッカー万歳!
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