好物 - 2009年04月10日(金) ふしだらな絶望が好物なの。 思わず唇の端から涎が出てしまいそうな芳しさである。 うっとりと浸っては周りを見渡し、そしてまた浸る。 なんて気持ちいいのかしら。 けれどあなたがそんな風に私を不届き者だと見る目は、もっと気持ちいい。 心のお美しいあなたにあるまじき視線ね。 私もしかしてあなたの白さに染みをつけちゃった? 「醜い」と思う感情を覚えさせちゃった? これからもっと汚してあげる。 ふたりでふしだらな絶望に浸ろうよ。 絶望の淵じゃないと知りえない真実を教えてあげる。 ...
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