TRAST - 2008年11月14日(金) 裏切られるのが怖い。 だから最初から相手に期待はしないし、信用もしない。 彼女はそう言って、またひとくち酒を啜った。 その姿が、わたしには醜く見えた。 自分を愛するあまり己を見失って歪んだ人間に見えた。 本当は信じたいくせに。 そう耳元で囁きたいと思う私は、なんて意地悪なんだろう。 他人を信じることがそんなに悪いことなのか? すべてを鵜呑みにするというわけじゃない。 けれど人は信じたいと思ったひとを信じていいはずだ。 裏切られてもいいという覚悟さえあれば、いつだってその責任をとることができる。 ...
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