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2002年10月31日(木)  月の素顔


どうやらまた穴に堕ちてしまったみたい。
逃げ廻ってたのにちょっと気を抜いた瞬間に捕まってしまったみたい。
こうなるとヒトに逢うのが怖くなる。
皆に監視されてる気分になる。
あたしになんて実際は眼もくれてないだろうに
ヒソヒソ話のすべてが自分のコトを言われてるように思ってしまう。

何処かに安心できる場所はないの?

もうあのコらの話も気にせんようになったんだと思ってた。
もう平気だとおもってた。関係ないんだと。
でもなのに向けられた嘲笑のうわさ話は
今でもあたしにはナイフだったみたい。

刃はいつまでも刃なんだろう。
ヒトに「慣れ」と言うコトバは存在しないの?
あたしはいつになったら気にしないで生きられる?
今のあたしは半年前と何も変わらない。
そう、自分は何も変わってなかった。
もう平気だと思ったのは
すぐ周りに居る人たちに優しくされてたから。
勘違いも甚だしい。

見た目のキズアトはもう消えたけど
ココロのキズアトまだ癒えてないと思う。
そしてコトバの刃はまた同じ傷口を抉ってくる。
軽く当てたつもりのナイフでも
その周りを紅く染めてしまうように
一つのキズなのに
そのまわりまでもぐちゃぐちゃにしていく。

コトバとは怖いものなんだろうか。
気付かずに掴んでしまったナイフより
確信的に向けられた刃の方が深く抉れる。
しかも当人は「仕方がない」の一言で片付ける。
仕方ないわけなんかないのに。
キライだからって傷つけて良いと誰かが決めたの??

あんなふうになりたくない。
あそこまで腐りたくない。
でも今のアタシは同じ穴のムジナ。。。


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