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- 2002年08月09日(金) 深海
さっきね、昔の写真や手元にあるアルバムを見てたの。
そしたら、今となっては連絡とってない人達がいっぱいいた。
中にはあたしが避けてる人もいる。
こんなあたしでも一人前に好き嫌いはある。
自分は、そんなこと出来るような立場じゃないのに
あぁ、自分が醜くて仕方ない。
外見だけじゃなくて、
いつも間にか中身まで腐ってたみたい。
確かに人だからココロや感情はあるから
波長の合う人も合わない人もいる。
そんな当たり前のことでさえも
何だか今は重大な罪に思える。
堕ちてゆく。
どんどん堕ちてゆく。
「この深みには底があるの？」
そんなこともすらわからない。
自分のことなのに何にも解らない。
ただ解るのは自分がまたアレに掴まってしまったこと。
そして、堕ちているということ。
いつの間にあたしはこんなに汚くなったんだろう。
写真の中にいるあたしはまだ素直だったはず。
もうあの頃には戻れない。
良くも悪くも大人になってしまった
このまま朽ち果ててしまうのなら
いっそのこと時間を止めてしまいたい。
別にあたし一人が汚れようとどうなろうと
大半の人々には関係ないだろうけど
これ以上罪に囚われたくなくて
逃げである事もわかってるけど
もう堕ちていたくない。
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何もかもが嫌になった
もうこんなアタマもココロもいらない
「早くいつものあたしに戻らなきゃ」
そういう焦りだけが募って
自分が本当にしたいことを見失って
もうここから抜け出せないんじゃないかって
一人で勝手に悪い方に悪い方に考えて
余計に深みにはまって
瞳から流れゆくものは止まらなくて
もう周りも霞んで見えなくなったよ
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