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普通の日記

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2004年12月03日(金)
気配

「もうすぐ家に着くよ。お婆ちゃん家にいるの?」
八王子到着後何度電話しても長男の携帯も自宅も留守電状態。
電話が無理なんだから期待はしてないけど一応メールにも連絡を入れてみたりして。
今夜は旦那の帰宅が遅いし次男もお弁当持参で塾通い。
長男と2人だけの夕飯だからどうしようかーって相談も兼ねてさっきから連絡を入れてるのになぁ。
結局連絡が付かないまま自宅に到着。
旦那の車がないからいつもと様子が違うのは当然なんだけどそれにしても何かが違う。
今朝出勤前に玄関ドアの右側にあったはずの黄色いコンテナが左に移動してる。
ゴミの戸別回収が実行されて以来各家庭では烏除けに様々な対策を講じてるんだけど
我が家ではこの黄色い箱を逆さまにしてゴミに被せることに。
って自宅前の歩道に置くわけだから義母がいない日は回収不能になるから使えない代物。
今日も使ってないから移動するわけがないんだけど。
何だか変だぞって思いながら郵便受けに手を伸ばすと夕刊も郵便物もない。
子供達だけだったら夕刊は置き去りになってるのが常だから考えられることはただ1つ。
誰かが言ってた通り義母が帰ってきたに違いない。
玄関から家に入ると案の定義母の室内履きはないし。
でも私の帰宅を察知した義母はすでに自室に引き上げたのかリビングには気配だけ。
洗濯物を取り込んで畳んでくれてるだけが救いって言うか。
お風呂は沸かして「風呂自動」状態を保ってる。
って自動のままにして置くと少し冷めると追い炊きされちゃうからこれって無駄でしかないんだよ。
入る時に沸かせばいいから即座に風呂自動を解除。
それにしても長男の姿もないんですけどぉ〜。
電気の点いた長男の部屋に確認に行くと長男はベッドで泥みたいに眠ってる。
部屋の電気だけじゃなく机の電気も点けっぱなしってどういうことぉ〜。
長男を揺り動かして「何度も連絡したのにっ」
何でも夕べ遅くまで勉強してたから横たわった瞬間に寝ちゃったんだって。
この時点で8時を回ってたから「今日は夕飯もいらないわね」って私。
そのまま部屋の電気を消しちゃったから長男は引き続いて爆睡。
私もあるもので夕食代わりにしちゃったし。
で、次男を迎えに行った時に車中での会話は「お婆ちゃん帰ってきちゃったね」
いつ帰ってきたのか定かじゃないけどこうも不定期だと予想が立たないじゃん。
次男と一緒に帰宅すると脱衣場には義母の残り香。
さっきまでなかったはずのペンダントを置き忘れてるじゃん。
どっちかが鬼ってわけでもないのに隠れん坊してるみたいに感じるのは気配だけ。
いいのか悪いのかとにかく帰ってきちゃったよぉ〜。
せっかく洗濯物の夜干し作戦を展開し始めたのに明日からは間違いなく朝だわねっ。