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普通の日記

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2004年09月22日(水)
物損事故

代休2日目の長男が部活に出かけたと思ったらしばらくして長男から電話。
出勤前の私は長男のYシャツにアイロン掛けをしてる真っ最中だったから
最初は義母が出たんだけど長男ったら用件も伝えることなく「ママに代わって」
「車にぶつかっちゃって自転車が壊れちゃったんだけど自転車屋さんがお休みだった」
スチームアイロンの蒸気がシュンシュン言ってるのを横目に長男との会話は続行。
通学路に交通安全のオジサンが立ち番してる交通安全週間だって言うのに長男はどうやら事故ったらしい。
本人が電話で伝えてくるってことは怪我はしてないってことみたい。
お互い急ぐからって110番通報はしてないみたいなんだけど。
どんな些細な事故でもお巡りさんを呼んで現場検証しなくちゃいけないって子供には分からないよねー。
とりあえず本人とその自転車を確認しないと詳しいことは分からない。
自転車屋さんの定休日に感謝しつつ一旦帰宅して別の自転車で登校するように伝えて。
アイロン掛けを終えて私も出勤の為の着替え。
間もなく長男が帰ってきて倒れた時に汚れた手を洗ったりしながらぶつかった相手の連絡先を私に提示。
事故の現場を離れちゃった相手だから本人かどうか定かじゃないけど長男は免許証も確認したって言うし。
とりあえず先方のお宅に連絡を入れると奥様と思われる人が応対。
事故ったことは家族の人もまだ知らされてなかったみたいだけど
事故の大きさに関わらず現場検証すべきって私の言葉にすぐに旦那様に連絡を取ってくれたみたい。
長男と私が事故現場を確認しつつ歩いていると
私の携帯にぶつかった本人から電話が入って「これから警察呼びます」
我が家の前の道って下り坂になってるんだけど長男が自転車で直進してた時に左折車に当てられたらしい。
直進する自転車と左折する車って関係だから長男に非がないのは明白。
とりあえず長男の部活の顧問に遅くなるか行かれない旨連絡を入れて。
しばらくするとワゴン車に乗った男の人が現れてやっと110番。
長男は30代って思ってたけど何だか年齢不詳って感じのサラリーマンタイプじゃない不思議な人。
お巡りさんが来るまでだって謝罪らしき言葉どころかほとんど私と会話を交わすこともなかったし。
「お互い急いでてもお巡りさんを呼んで検証するのが運転手の務めじゃありませんか」
子供が事故にどう対処したらいいかなんて分かるはずがないんだし。
当事者である長男はお巡りさんが来るのを待つのさえかなり退屈そう。
ってなうちにオートバイに乗った交番のお巡りさんが来てくれたんだけど
まったりとした雰囲気だったから本当に事故ったのかどうか一瞬疑われちゃったよぉ。
一旦現場を離れて再び戻ってきたことなんかを伝えると私が先方に伝えたより強い口調で
「子供には責任能力がないんだから大人が通報しなくちゃいけない。免許持ってるんだろ?」
とりあえず長男に怪我がないことを確認すると物損扱いでいいのかなってことに。
非がある運転手と共に現場の確認をしてたけど「交通安全週間なのにねー」
とにかく事故での出動が半端じゃなく多いんだって。
ぶつけられた自転車は自宅においてきちゃってるから自宅に電話を入れて義母に届けてもらって。
義母が自宅を出ようとしたら心配した部活の顧問から電話が入ったらしい。
届いた自転車を確認するなりお巡りさんが「車軸が曲がっちゃってるねー」
長男は数箇所壊れた点を示しながら「乗れないことはないけどブレーキがかかった感じ」
ブレーキが・・ってつまりは車とぶつかった衝撃で自転車の前輪が曲がってるってことみたい。
素人の私には見た目じゃ判断できないけど熟練警官にはお見通し。
直してもいいんだろうけどどの程度影響してるか分からないから買った方が安全で安いかも。
場面場面で連絡を取ってる旦那からは念の為通院した方がって電話が入るけど
お巡りさんが来た時点で物損扱いでお願いしちゃってるから後は自転車をどうしてもらうかが勝負って感じ。
長男の自転車はこだわりのダブルサスペンションだからこれだけは譲れないし。
とりあえずお巡りさんの手を離れたから先方には見積もり段階で連絡するって伝えたけど。
それにしてもこの運転手ってお巡りさんから提示を要求された時に
免許はすぐに出たんだけど車検証を持ち合わせてないって。
「先週だったか今週だったから車検を受けたんだけど車だけ届いて車検証がまだ」って嘘っぽいぞぉ。
お巡りさんに「探して交番に届けるように」言われてたけど相手がこれだとマジで通報してよかったって感じ。
自転車の弁償くらいだったら任意保険を使うと損するんだろうけど事故証明作ってもらってよかったー。
で、当然ながら長男もお巡りさんに「気をつけるように」って言われたの。
自転車だからって一時停止をしなくていいなんてことはないんだし
万が一下り坂で歩行者にぶつかったら今度は自分が加害者になるって。
怪我がなかったのは幸いだけど今回の事故を教訓にもうちょっと安全運転に気をつけて欲しいなー。
明日のお休みを利用して新しい自転車の物色に行かなくちゃ。