昨日かかってきた電話って何だか不思議だった。 「Kさんいらっしゃいますか?」って先方の告げる苗字の人って部署にはいない。 数年前には該当する苗字の男性がいたはずだけど彼のことを指してるんじゃなさそうだし。 「Kという者はおりません」ってお断りしてたんだけど今朝になって再び電話。 「昨日は失礼しました」って丁寧な前置き。 昨日のかみ合わない電話の直後に他の部署の人に再確認したって。 何てことはないKってのは私の旧姓。 私を紹介したゆかちゃんが何を思ったか旧姓で教えちゃったらしい。 って現行苗字で通してる期間の方が長いんだけどゆかちゃんったらどうしちゃったんでしょって感じ。 部署違いで同じ苗字の男性が2人いるから私はそっちの2人を想像したし 間違っても自分のこととはこれっぽっちも考えなかったもん。 そう言えば私も同じ苗字だったのに自分のことなんて思ってもみなかった。 知ってる人だったらまだしも知らない人に旧姓で呼ばれる可能性なんて0に等しいんだし。 ゆかちゃんって私より1年先輩だから入った当初のイメージの方が根強いってことかしら。 入った当初からの知り合いなんかは「Kちゃん」って呼んでくれたりするけど こんな風に改めて旧姓で呼ばれたのって滅茶苦茶久しぶり。 すっかり結婚後の苗字が定着してると思ってたから何だかやたら新鮮だったりして。 何だか初心に帰った感じ。 苗字が変わっても私は私でしかないんだけど不思議な気分。 とりあえず昨日のかみ合わない電話のからくりは解決したからホッとしちゃったけど。 それにしても職場内で私の旧姓を知ってる人ってどのくらいいるんだろうって感じ。 長い人だと40年も働くことになるんだけど私はまだその半分にも満たないから先輩の方が圧倒的に多いってこと。 結婚後に入ってきた後輩達は当然今の苗字しか知らないし 諸先輩方でも関わりのなかった相当数の人が旧姓なんて忘れちゃってるんじゃないかな。 だから知らない人に電話で旧姓を告げられちゃって全然関係ないって思っちゃったんだし。 もちろんゆかちゃんの単純な間違いから始まったことなんだけど自分の旧姓を再認識した形。 だからと言って部署にかかってきた旧姓に素直に対応するつもりはない。 今の苗字に拘るわけじゃないけど2つの苗字があるって紛らわしいもん。 旧姓とか実家を忘れたことはないけどそれとこれは別物。 多分これまでと同じように「Kという者はおりません」って間違いを正しちゃうわね。
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