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普通の日記
桜
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2001年10月09日(火) ■
内示

4時を回って少ししてから部長から「会議室に来て」って電話。
上着を羽織って心の準備。
この時期の呼び出しってことは異動の話に間違いない。
「どちらに異動でしょうか?」って言葉が出掛かったけど相対して真っ先に口を開いたのは部長。
もちろん勤めてるからには異動は付き物だから絶えず覚悟して臨んでるんだけど。
いざその言葉が発せられるってのはやっぱり衝撃的事実に違いない。
異動となる部署を告げられて。
今の環境が前頭筆頭くらいの部屋付きだとすると
新たな部署は小結さえ通り越して大関クラスの部屋付きって環境。
私もその付き人の一員になるってことだけど。
当然付き人も多くなるからPC三昧の平和な生活は望めない。
もちろん断るつもりもなかったけど「どうしても」って言われりゃ仕方ないって。
文章が書けて日程調整ができて周囲との和を考えると余人をもって変え難いって。
少し前にも今回と同じ部署への異動の話があったのを部長が守ってくれたんだし。
その部長が全体のトップとなってる今じゃ自分の部下だけを守り通すことは許されないし。
「今までお世話になりましたから」って快諾。
政治力で根回ししたりして異動を拒んだり
あるいは自分の望む部署への異動を策略する先輩同僚も多い中で極めて純な態度。
器用貧乏って言われればそれまでだけどどの部署でも順応してるから動かしやすい駒なんだろうし。
ってことでほぼ5回目の異動が決定的。
出産後第一線とは言えない地味な路線を貫いてる私に「もっと働け」って声が多かったけど
いよいよ現実のものとなるってこと。
辞令交付の日は定かじゃないけど10月1日に遡っての発令になるって。
これで自由の身ともお別れだわ。
ヒラって身分を脱却してとりあえず肩書きが付くらしいけど残業があればチャラだし。
学校行事での休暇を優先したいけどどこまで許されるかも分からないし。
で、内示を受けて自席に戻るととりあえず旦那に連絡。
忙しくなることは理解してくれたみたいだけど現実となったらどうなるかなぁ。
帰宅後には子供たちに報告。
お給料上がるって一面は喜んでもらえたけど
「夕飯作ってくれるよね?」ってちょっと心配そうだったりして。
ってことでまな板の鯉って心境。
内示ってことは極秘だけど自分を含めた異動の全容にも興味津々。
辞令交付って次なる呼び出しまで首を洗って待ってなくちゃね。